写真集 空鉄今昔 昭和から平成へ空から見る鉄道変遷 1983-2015 の商品レビュー
鉄道路線や車両を空撮した吉永陽一氏の写真集『空鉄―鉄道鳥瞰物語―』(2012年10月刊)は、斬新な視点が評判を呼び、何度も重版を重ねました。その後、『空鉄』では紹介しきれなかったエリアを中心に紹介した『もっと空鉄―鳥瞰鉄道探訪記―』(2013年12月刊)も堅調な売れ行きを見せてい...
鉄道路線や車両を空撮した吉永陽一氏の写真集『空鉄―鉄道鳥瞰物語―』(2012年10月刊)は、斬新な視点が評判を呼び、何度も重版を重ねました。その後、『空鉄』では紹介しきれなかったエリアを中心に紹介した『もっと空鉄―鳥瞰鉄道探訪記―』(2013年12月刊)も堅調な売れ行きを見せています。じつは吉永氏が鉄道の空撮写真を撮るようになったのは少年時代に鉄道雑誌で見て憧れた花井健朗氏の空撮写真がきっかけとなっています。花井氏は国鉄末期~JR初期時代に『月刊レイルマガジン誌』(ネコパブリッシング)において「青空の下、レイルは光る」を連載していました。今回の企画は、花井氏が撮影した昭和末期~平成初期の鉄道空撮写真と、ほぼ同地点において吉永氏が撮影した現代の鉄道空撮写真を見比べることができる写真集です。その他、今では見ることができない列車の空撮走行写真も数多く掲載しています。(Amazon紹介より) 日本各地の鉄道設備(駅・車両基地など)について、同じ視点で撮った昔と今の写真を並べて掲載しています。特に東京都内の大きな駅の変化が素晴らしい。街は日々変化しているのだと実感できます。 いつも通っている道である日突然工事が始まって、それまでそこに何が建っていたのか思い出せないことがあります。普段は何気なく過ごしている街でも、その姿を写真に残しておくとあとで懐かしい気持ちになれるかもしれません。
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写真家である二人が、鉄道路線を空撮した写真集。 田町ー品川間、札幌、名古屋など、変化の大きい大都市から、駅の構造が面白い駅まで様々な駅の写真。 花井さんが1985年から1990ごろ、吉永さんが2010年から2015年ごろの写真を撮影しています。その間の変化がとてもよくわか...
写真家である二人が、鉄道路線を空撮した写真集。 田町ー品川間、札幌、名古屋など、変化の大きい大都市から、駅の構造が面白い駅まで様々な駅の写真。 花井さんが1985年から1990ごろ、吉永さんが2010年から2015年ごろの写真を撮影しています。その間の変化がとてもよくわかります。 昔はあった建物が無くなっていたり、逆に何もなかったところにたくさんの家や町ができていたり、とても面白かったです。 それぞれの撮影機材や飛行機、ヘリコプターでの撮影のしかたなど、この本文を読んではじめて分かることもたくさん。 個人的にはスカイツリーができる前後の写真が面白かったです。
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「空から鉄道を撮る」というコンセプトの鉄道写真集です。 わかりやすい写真がいいですね。 今はない路線や列車、客車が見られて嬉しい限り。 BSジャパンの『空から日本を見てみよう』みたいで 好きです。
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