大放談！大相撲 打ちあけ話 の商品レビュー

北の富士勝昭(著者),嵐山光三郎(著者)

2020/02/04

4年前初版の本なので、北の富士さん、嵐山さんの力士活躍予想は外れているものも多かったですが、それはそれで興味深く読むことが出来ました。

外れた予想の中には、実力はあったのに、怪我で思うような成績が残せなくなった力士も何人かいて、相撲界の厳しさを改めて感じました。

金星は名誉だけで、お金は発生しないと思っていましたが、金星１つにつき、各場所4万円が加算され、しかも引退するまでずっとその待遇が維持されると知り、非常に驚きました。

その他「えっ、そうなんだ」と初めて知ることがたくさんありました。これまで以上に大相撲を楽しめそうです。

2019/06/24

北の富士勝昭さんと嵐山光三郎さんの対談集・・・というか放言集。

嵐山光三郎さんってなんか懐かしいな。

テーマは相撲界のウラ話といったところで、「あの大横綱の修行中」とか「素質に恵まれているのにさっぱり稽古しないあの力士」とか、かつての豪傑たちの武勇伝、自身の粗相の話、期待の力士や期待外れの力士のあれこれなど。実況解説の折々にもポロっと出てくる、軽妙な本音トークをもっと広げたエピソードの数々が大傑作である。

日によってラジオ解説もしているのは知っていたけど、TVよりしゃべる時間もあるし、よりざっくばらんな話しっぷりらしい。来場所は要チェックだなー。

2017/01/07

大の相撲愛好家である作家・嵐山光三郎と、NHKテレビ、ラジオの相撲解説者・北の富士勝昭がガップリ四つの本音トーク。ビギナーの相撲ファンから、長年のマニア、見巧者の相撲通もうならせる、裏話や秘話が満載の相撲談議。

聞いたことのあるような話も多かったので「裏話や秘話が満載」という感じではなかったけど、北の富士のユーモアと嵐山光三郎の話術で一気に読ませた。巻末資料の親方名と現役時代のしこ名の対照表が結構役に立った。
（Ｂ）

2016/04/08

相撲の裏話面白かったです。
優勝回数３１回の千代の富士を育てた北の富士。
その北の富士も体が大きくない千代の富士が横綱まで上るとは思っていなかったそうです。
千代の富士が上がってきた時、かっこよかったです。
毎場所楽しみでした。
稀勢の里、本当に緊張する力士なんですね。
応援しているんです。
来場所は初優勝期待しています。