中東の現場を歩く の商品レビュー

川上泰徳(著者)

2016/02/11

中東情勢を伝え続けてきた新聞記者の、これまでの仕事の総まとめなルポルタージュ。
『イスラムを生きる人々』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4000221914が面白かったので図書館で借りてみた。
途中まで読んで時間切れ。今度つづきを読もう。

今までに書いた記事や本に自分の視点を入れてリライトしたってことなのかな。
私は前述の一冊しかこの人の本を読んだことがないけれど、かなり重なっている。
それもあって、校正が甘いというか、しっかり練られていないような印象を受けた。
ひとつひとつの話はきちんと取材や考えに基づいているけれど、それぞれのつなぎが甘いから「今」がいつの時点の今なのかよくわからないところがある。