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エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード の商品レビュー

3.3

58件のお客様レビュー

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2018/02/27

大好きな荻原さんの作品の中では、自分にはあまりヒットしなかったかな。でも読みやすさというか、作品の世界は誘ってくれる感じは秀逸。

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2017/12/24
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[図書館] 読了:2017/12/24 うーん、真犯人も、最初の男の子の正体も、すべてが読めてしまう…。 起承転結の転に当たるある人物の変貌も、その人物自体にあまり魅力がないから「ふーん…」て感じで終わってしまうし…。 主人公が「樹上のゆりかご」の上田ひろみと大差ない(すなわち作者自身の投影)メンタリティだし、「元は男子校で男子の割合が多く独特の気風の高校」が言及されたりとか、ところどころ作者自身の思い出をぶっこんでるなぁと感じるところもあって、ややうんざりした。

Posted byブクログ

2017/07/17
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読みおわってシリーズものと知りました。うーん、今回は自称神様はあまり活躍はなかった、ような。寧ろいなくても話は進みますね。階段で助けてくれたときくらいかな、役に立ったところといえば。ただ最後の彼は予想していたので、続きは気になります。

Posted byブクログ

2017/01/23
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優等生的な女の子が同性のエキセントリックな同級生にひかれる、というのでついつい樹上のゆりかごを思い出してしまいました。演劇少女だし...。ちーちゃんサロメ似合いそうだし...。 モノクロのトイレ事情が気になってしまって、散歩の時はパピヨンらしいのでよそ見しつつすませてるのかな...とか考えてたところにモノトーン青年の正体判明。人間には割と近々なれそうな感じとはいえラブないわと判断しましたがどうなんだろう?個人的には獣医先生に期待します。

Posted byブクログ

2017/01/22
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有吉智佳が「霊が見える」といいだしたときから牽制(女の子特有の遠回しな)してるのだろうと思ったけど、荻原さんだからなぁ本当に霊的な話になるのかも…と考えてしまった。心の内の幽霊(心残り)は消えないから目をそらさずしっかり向き合おう、ということなのでしょう。 「エチュード」人とのつきあい方を”練習”しましょう、というタイトルなんですかね。 ところで小説に出てくる大学はどうして早稲田が多いんでしょう。(→早稲田出身の作家が多いから?ミステリ系では京大が多い気もするし)

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2017/01/20

荻原規子の新シリーズ。 女子大生の家に迷い込んだ小犬は、八百万の神と名乗り‥?! もう2作目も出ています。 渡会美綾は大学生になったばかり。 家族は父の海外赴任に同行したため、いきなり独り暮らしに。 家に迷い込んだパピヨンをとりあえず世話していたら、ある日とつぜん言葉を喋り始め...

荻原規子の新シリーズ。 女子大生の家に迷い込んだ小犬は、八百万の神と名乗り‥?! もう2作目も出ています。 渡会美綾は大学生になったばかり。 家族は父の海外赴任に同行したため、いきなり独り暮らしに。 家に迷い込んだパピヨンをとりあえず世話していたら、ある日とつぜん言葉を喋り始め、「八百万の神」と名乗る。 犬に宿っているので、犬として過ごしていることもあるのだが‥ 愛くるしい見た目と違って話すとやたら偉そうだが、人間になりたいという気持ちがあって、人間のことを知りたがり、時には鋭い発言も。 大学1年生の経験する事はリアルでわかりやすく、実体験も入っているのかという感覚がありました。 (あまり意識していなかったけど、作者と年代が近いってことかも) 荻原さんにしては平坦というか、今のところは現実から離れすぎない内容。 慣れない大学生活で、サークルに入ったり、友達付き合いが少しずつ出来ていくけれど、そこで問題が起きて、謎めいた出来事に悩みながら‥ 大人しめでおくてなヒロインが、これから、色々な事にぶち当たっていくのか‥? でも八百万の神って‥茫漠としてますが、そのうちの一人ってことですかね。 荻原さんなので楽しみなのと、油断できないな~みたいな期待もあります(笑)

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2016/11/15

何これ!?というのが一番の感想(笑) 荻原先生の作品は大好きなので絶対面白いだろうとは思ってたけど、まさかパピヨンと八百万の神様でくるなんて! 女子大学生と神様の会話に苦笑しつつも、物語の展開にいつの間にか引き込まれていて、もしかして私の周りでも同じようなことが起こってたりして...

何これ!?というのが一番の感想(笑) 荻原先生の作品は大好きなので絶対面白いだろうとは思ってたけど、まさかパピヨンと八百万の神様でくるなんて! 女子大学生と神様の会話に苦笑しつつも、物語の展開にいつの間にか引き込まれていて、もしかして私の周りでも同じようなことが起こってたりして…?とか普通に思ってしまう自分がいました。 これからしろくろがどうなるのか、ちゃんと人間になれるのか、楽しみです。

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2016/11/02

大学への進学とともに一人暮らしをすることになった美綾は 自宅の前で迷子のパピヨンを拾う なりゆきで飼い始めることになったそのパピヨンが おもむろに人語を話し出しーー 胸踊る新生活はそうして始まったのだった ***** ひぇーー! 相変わらず面白かった 現代モノでしかもパ...

大学への進学とともに一人暮らしをすることになった美綾は 自宅の前で迷子のパピヨンを拾う なりゆきで飼い始めることになったそのパピヨンが おもむろに人語を話し出しーー 胸踊る新生活はそうして始まったのだった ***** ひぇーー! 相変わらず面白かった 現代モノでしかもパピヨンになった八百万の神との共同生活??なんじゃそりゃ! と訝しみながら読み始めたけれど 本当にテンポの良い進行でどんどんと引き込まれ、 美綾と共にヒヤヒヤゾクゾクし 友人の気になってもどかしく思い 読み終えた頃には2巻が積んであって良かった!!と感謝する始末 終わりにやはりね!!とのサプライズ?もあり 続きが楽しみ 荻原さんの小説は、決して古い雰囲気はないのに 人物や地の文の語り口が しっかりとした日本語、という印象で なんだか読んでいて落ち着く気がする

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2016/10/27

見た目はパピヨンの人間を勉強中の神様とともに過ごす中で女子大学生の美綾を取り巻く出来事を描いた作品。 人間のあたりまえがわからない神様という設定だからこそ、モノクロからの根本的な問いにははっとさせられることがあった。いつから私も”そう”考えるようになったのだろうかと。 霊のことを...

見た目はパピヨンの人間を勉強中の神様とともに過ごす中で女子大学生の美綾を取り巻く出来事を描いた作品。 人間のあたりまえがわからない神様という設定だからこそ、モノクロからの根本的な問いにははっとさせられることがあった。いつから私も”そう”考えるようになったのだろうかと。 霊のことを散々引っ張っておいて結局智佳の澤谷への恋心そして美綾への嫉妬心による嫌がらせだったというのはなんだかもやもやするけども…今後への期待も込めて星四つ。 主人公はクセもなく好印象。

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2016/10/17
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図書館より。 ようやく読めた!読み出したら一気に読了。 何となく後半から、幽霊!?騙されてる感じはしたけど、楽しく読了。 それより何あれパピヨン!!まさか出会っていたんだね~(笑) 続編期待してます。

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