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5evils(1) の商品レビュー

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2016/02/22

これは中々、読ませる青年漫画だな、と感じた ぶっちゃけた話、オールカラーだからこそ、ここまで読み手を惹きつけられているってのもあるが、ストーリーが面白いのも確か 人間vs魔物って構図の中で、魔物を駆逐すべく動き出した魔物って定番の展開が、個人的に好みだな 主役・ジュードの魔族とし...

これは中々、読ませる青年漫画だな、と感じた ぶっちゃけた話、オールカラーだからこそ、ここまで読み手を惹きつけられているってのもあるが、ストーリーが面白いのも確か 人間vs魔物って構図の中で、魔物を駆逐すべく動き出した魔物って定番の展開が、個人的に好みだな 主役・ジュードの魔族としての種族が、魔物の中でも最強種と言っても良い吸血鬼やドラゴンなどではなく、ただ再生能力が優れている不死者“アンデッド”ってトコがいい。弱点の一つでもある日光を克服し、デイブレイカーにランクアップ(?)こそ果たしているが、癖が強すぎる他のメンバーと比較してしまうと、戦闘力はどん底。最弱モンスターであるゾンビらしいステータスなのだが、そこで心を折らず、がむしゃらに修練を積んで強くなろうとする姿勢には好感が持てる また、殺られなきゃ殺られる戦場のリアリティ、勝つ為なら手段を択ばない実戦の緊張感が実に迫力よく描かれている。ここでも、オールカラーの恩恵が活きている 白黒で、読み手の想像力を刺激してこその漫画だと思っちゃいるが、この『5EVILS』や、『咲くは江戸にもその素質』を読むと、色付きも悪くないな、とは思う タイトルに5って数字が入っている以上、善玉(?)チームのメンバーが増える事はないのかな。でも、EVILSだから、人間が参入するって流れはありえるか。むしろ、ジュードのライバルに期待だなw この台詞を引用に選んだのは、魔物となりながらも失われない、ジュードの人間らしい強さに、わずかではあるがハートが痺れたので。人によって「生きてる」の定義は変わってくるだろうが、少なくとも、こう考える男には、私は好意を抱ける

Posted byブクログ