1,800円以上の注文で送料無料

築地市場 絵でみる魚市場の一日 の商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/09/24

大人の魚市場入門書、といったところ。魚市場での売買、乗り物など、詳細な絵で説明されている。絵を眺めて、説明を読んで楽しめる。

Posted byブクログ

2020/10/11

夜中から明け方にかけての築地市場の様子を解説した絵本。各エリアの全体的な絵から、せりの様子や魚を捌いている様子、市場で活躍する車両などが描かれている。 モリナガさんの絵が気に入って購入。絵を眺めているだけでも、楽しめますが、中央卸売市場のしくみ、機能などにも触れていて勉強のきっか...

夜中から明け方にかけての築地市場の様子を解説した絵本。各エリアの全体的な絵から、せりの様子や魚を捌いている様子、市場で活躍する車両などが描かれている。 モリナガさんの絵が気に入って購入。絵を眺めているだけでも、楽しめますが、中央卸売市場のしくみ、機能などにも触れていて勉強のきっかけとなる情報も掲載されている。今は豊洲に移転されている市場。今度は豊洲市場を描いてもらい。

Posted byブクログ

2019/10/08

10月6日は築地市場が営業終了した日 築地市場が営業を終了してから1年。 約80年、日本人の食を支え続けた築地市場の姿を取材し、描いた一冊。

Posted byブクログ

2019/08/14

2015年刊。 2016年に移転だったので、よくこの時期に出したなと思うのですが、今の市場の様子を伝えるというよりは、築地の記録を残しておくという意味合いが強かったのかもしれません。 絵からは衛生面はよくわからないけど、壁がボロいのはわかる。 同じ方に豊洲も描いてもらいたいですね...

2015年刊。 2016年に移転だったので、よくこの時期に出したなと思うのですが、今の市場の様子を伝えるというよりは、築地の記録を残しておくという意味合いが強かったのかもしれません。 絵からは衛生面はよくわからないけど、壁がボロいのはわかる。 同じ方に豊洲も描いてもらいたいですね。

Posted byブクログ

2022/06/01

築地市場にはたびたび行っている。もちろんただの野次馬として。 邪魔くさいと(おそらく)思いつつ、観光客も受け入れてくれる築地の懐の広さが好きだ。 本書は、そんな築地の素敵な画集。 築地といえば冷凍マグロのセリが有名で、もちろんその話も出てくるのだけど、やっぱり「らしい」のは...

築地市場にはたびたび行っている。もちろんただの野次馬として。 邪魔くさいと(おそらく)思いつつ、観光客も受け入れてくれる築地の懐の広さが好きだ。 本書は、そんな築地の素敵な画集。 築地といえば冷凍マグロのセリが有名で、もちろんその話も出てくるのだけど、やっぱり「らしい」のは、ごちゃごちゃしている仲卸売場だ。 築地野次馬の誰もが一度は轢かれそうになったであろうターレとよばれる運搬車や、おびただしく廃棄される発泡スチロールの山など、いわゆる光と闇ならどちらかというと闇かな、みたいなことも明るく取り上げている。 それでも、やっぱりちょっとメジャー志向かな、という気もする。いや僕は別に築地ウォッチャーではないからいいんだけど。 本書で取り上げているのはあくまで市場、その中の話だけど、築地の魅力は場外も含めた混沌さだと思う。豊洲への移転後も場外は残ると言われているけれど、どうなるのだろうか。 豊洲移転反対のビラ、張り紙が現場にはかなり出ているはずだ。そういう絵はない。市場の機能としてのイラストには必要ないのかもしれないが、リアル築地、という点では欠かせないと思う。惜しい。でもワクワクする絵。

Posted byブクログ

2016/03/10

とても丁寧な絵 賑わいが伝わってくる 忙しく立ち働く人の緊張も でも欲を言えば切り口にストーリーがほしいな 引き込む何か…… 秋には移転だそうです、伝統の築地市場 ≪ 八十年  胃袋支えて あと少し ≫

Posted byブクログ

2016/02/25

日本一の水産物取扱量を誇る市場、それが東京都中央卸売市場築地市場、通称・築地市場です。 本書は、巨大市場の1日を追う、詳細でエキサイティングな絵本です。 市場の1日は深夜に始まります。続々と集まるトラック、その数一晩に8000台。各地で水揚げされた魚が到着します。 冷凍、鮮魚、...

日本一の水産物取扱量を誇る市場、それが東京都中央卸売市場築地市場、通称・築地市場です。 本書は、巨大市場の1日を追う、詳細でエキサイティングな絵本です。 市場の1日は深夜に始まります。続々と集まるトラック、その数一晩に8000台。各地で水揚げされた魚が到着します。 冷凍、鮮魚、活魚と手早く分けられ、活魚は水槽に入れられ、鮮魚は卸売場に並びます。 鮮魚は相対取引といって、卸売業者と仲卸業者の話し合いで価格が決まり、取引されます。 活魚とマグロはそれぞれせりに掛けられます。せりの前には仲卸人が入念に下見をします。 せりは熱気と緊張感の中で進行します。せり人は威勢よく声を出し、買い手は無言のまま指で値段を提示。あっという間に進むので、部外者にはちんぷんかんぷんのようです。 買い取られた魚は場内の600軒以上の仲卸売場にならびます。ここに料理人や寿司屋さん、魚屋さんなどのプロが買いに来ます。買出人と呼ばれる彼らは、竹で編んだ市場かごがトレードマーク。仲卸店では、買出人の希望に合わせ、仕入れた魚を切り分けたり、旬のおすすめを紹介したりします。 冷凍マグロの場合は専門店があり、切り分け専用の台や包丁があります。刃物は鋭利に研ぎ澄まされているので、うっかり触ると大怪我します。 買い付けられた魚は、買荷保管所に一時置かれ、買出人が自分の車を横付けして荷を積み込んでいきます。 仲卸売場が混雑するピークは午前8時頃。 昼前には喧噪が嘘のように静まり、市場はきれいに掃除されて、翌日の取引に備えることになります。 そんな市場の1日を追うのは、モリナガヨウさんの好奇心溢れる目。まるで市場に入り込んだかのような詳細精緻な絵にわくわくします。プロが扱う刃物や、市場で働く運搬車、市場にはなくてはならない氷を供給する砕氷機、かごに付けられるせりの番号札など、マニアックな視点で描いていきます。 築地市場は2016年11月に豊洲への移転が決定しました。 1935年に開場して以来、80年以上にわたって東京の食文化を支えた「築地」。 もうすぐなくなる一大市場の貴重な記録とも言えます。 *築地といえば観光客に人気のスポットでもありますが、一般の人が入れる場所と入れない場所があります。仲卸売場には個人の場合は特に申し込まなくても入れるようですが、時間帯が決められているようです。マグロのせりの見学は当日受付・人数限定。 グルメも人気ですが、飲食店は場内と場外にあります。11月以降は、場内にある魚がし横町は市場の移転とともに移転、場外市場はそのままの場所で営業を続けることになるようですね。

Posted byブクログ