聖女と王様 の商品レビュー

かなざわありこ(著者),雲屋ゆきお

2017/06/08

聖女は聖女でも、何かしらの奇跡を起こせるわけではないのよね？災いがふりかかるってのも神風みたいなものでしょ？自然現象が片方にとっていいタイミングでおこれば、相反する方にはそれが災いとなるわけで。隔離されて育ったからこその好奇心かもしれないけど、逆に隔離されて育ったなら俗世に興味ないというか、俗世ナニソレオイシイノ？じゃね？王帝の位置づけがいまいちわかんない。

2016/08/18

世界の頂点たる王帝さえも跪かせる事ができる聖乙女。
しかしその実態は、無垢な好奇心旺盛の娘。

双方の勘違いが勘違いを呼び、斜め方向どころか
どこに行くのかと聞きたいほど五里霧中。
当然ながら最後の方にはそれが溶けるわけですが
それまでが単なるコメディーとしか…。

せっかくの本人達の設定ですが、地位だけが使われていて
聖乙女が一体どういう存在…というか選ばれ方？　なのか
さっぱりです。

2016/12/09

ノリツッコミのビーズログ文庫らしい作品ではあるのだが、前半の脇キャラのとドタバタが長すぎてなかなか入り込めず、王子と出会ったにもかかわらずストーリー性がほとんどないまま終わって、微妙な気分になった。
この作家のファンか、バタバタしたお話が好きなローティーン向け。表紙買いの一見さんにはオススメしない。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5068.html

2016/01/28

設定とイラストに惹かれて購入したけれど、内容がイマイチ。登場人物たちの掛け合いは楽しかったけれど、物語の中身が薄い。聖乙女の翡翠は天然で可愛かったけれど、どの辺りが【聖乙女】なのかが分からなかった。不思議な力があるわけでもないし、ただの大事にされて育った世間知らずの可愛い子、というイメージ。玉帝にあたる・白金も翡翠に一目惚れしてからというもの、好きな子に惚れて玉帝の残虐非道な所はどこに行った！？という感じで可笑しかったけれど、王様の権威とかはほとんど感じなかったけど。翡翠と彼女を守る兄弟妹たちとの関わりは楽しかった。けど、総じてそれだけだった気が・・・。あと誤植が凄く多かった。お金払って購入しているのだから出版社の人たち、そこはきちんと仕事をしてほしい。

2016/01/23

新人さんならまだ納得出来なくもないが、それにしたってお話の内容が薄っぺらいような。キャラのやりとりは愉快だしイラストも美しいが、ほぼそれだけ。面白かったらこの作者さんの他のシリーズにも手を出してみようかと思ったが、やめておく。多分こんな感じなんだろう。読む気失せた。あと編集は仕事しようよ。