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僕は、太陽をのむ の商品レビュー

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2022/01/17

この画家の本を読むのは3冊目。 「かぼちゃを塩で煮る」「画家のむだ歩き」 他の本も読んでみたいと思い、今回この「僕は太陽をのむ」を選んだ。 食べること、飲むこと、旅好きな、この画家の温かい語り口のような文章が私は好きだ。 イラストとともに、この温かい空気感、雰囲気に引き込まれて...

この画家の本を読むのは3冊目。 「かぼちゃを塩で煮る」「画家のむだ歩き」 他の本も読んでみたいと思い、今回この「僕は太陽をのむ」を選んだ。 食べること、飲むこと、旅好きな、この画家の温かい語り口のような文章が私は好きだ。 イラストとともに、この温かい空気感、雰囲気に引き込まれていく。 どんな場面でも創作の視点があるのも読んでいて面白い。 特に「音」を「絵」で表現し、「蓄音描画法」と名付け音楽家ともライブ活動をしているのは興味深かった。 「絵」と「音」をひとつにする感性に驚いた。 創作の悩みがあったのもこの本で知った。 本の中のイラストが白黒なのが残念だが、旅好き、お酒好き、食べることが好きな人なら、この画家の世界が楽しめる1冊。

Posted byブクログ