物を作って生きるには の商品レビュー
「世界がまるごと売り物になっている時、ものの作り手となることは革命的な行為である。」 John Baichtal(2015), 「物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活」, p.23 なかなか痛快な言葉だなぁ、と思う。 たぶん田舎であればあるほど...
「世界がまるごと売り物になっている時、ものの作り手となることは革命的な行為である。」 John Baichtal(2015), 「物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活」, p.23 なかなか痛快な言葉だなぁ、と思う。 たぶん田舎であればあるほど、生活のために自分たちの手で作り出すべきものの領域は広い。僕のような中途半端な街育ちのひよっこにとっては、毎日学ぶべきことだらけ。 ローマクラブの予言通り、私たちが「消費者(consumer)」と「生産者(producer)」のはざまでどう重心を移していくのか、つまり「生産消費者(prosumer)」にどうやって近づくかが、これからさらに重要なテーマになっていくと思う。
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自分の好きなことで設計を立てられる人が本当に羨ましい。 最初は趣味で始めたことでも、お客がついて義務と化すと一気につまらないものになってしまう。 情熱を失わずに続けるこつがあるような気がした。
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Maker達がMakeすることで食べてゆく事を選んだ際の体験談。 起業に至った経緯や、大量の注文が舞い込んだ時の話が面白かったです。 MakerFaire Tokyoで会った人々と同じ熱気が感じられて、ワクワクした気持ちになりました。
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つまみ読み。 物を作ることによって生活を立てているMakerによるエッセイおよびインタビュー集。 ノウハウとかマニュアル的なものではなく、makeすることをmotivateさせてくれる本。
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日本語版に追加された、6組の日本人のエッセイがとても良かった。3D立体プラネタリウムのヒゲキタさん、石渡さんなど。
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会社勤めせず自分でものを作って暮らしてる人たちのお話。 多くは会社勤めしていて嫌気が差して自分の道を歩んでいる。 運の要素が強く誰でも真似できるものではないが、見ていてやる気が湧いてくる。
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素晴らしい内容! 年齢がいっても自分の作りたいものを作る自由を得るために、いろいろな活動をしている人たちの例がこれでもかと出てくる。 ほとんどの人が共通してKickstarterに対して懐疑的なのは興味深い。
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23人の体験が書いてあって、まさに作者次第の玉石混交といった感じだった。 作者のポエムや歴史を読まされているだけみたいで苦痛を感じたものや、 「これ読者に理解させようという気がないだろう?」というくらい読みづらいものが結構あった。 読んでいてためになった、Makerをやってみたい...
23人の体験が書いてあって、まさに作者次第の玉石混交といった感じだった。 作者のポエムや歴史を読まされているだけみたいで苦痛を感じたものや、 「これ読者に理解させようという気がないだろう?」というくらい読みづらいものが結構あった。 読んでいてためになった、Makerをやってみたいという気になった、というのは3~4人分くらいのみ。 しかしその少数の物語により、(Makerの道にはいかないにしろ)自分ももっとがんばろうと思えたので、ありといえばあり。
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