図説世界史を変えた50の戦略 の商品レビュー

ダニエル・スミス(著者)

2024/07/26

図書館で借りた。
世界史における「戦略」にスポットライトを当てた1冊。戦略と聞くと、経営戦略や政治戦略、戦争中の作戦めいたことかと私は想像したが、もっと幅広い意味だ。目次を見ると「それって戦略と言うか？」というところまで範囲としている。「信念に従う」「大物になる」なんて特にそう感じた。ただ、それによって幅広く、「戦略」という観点から世界史のイベントを観察することができる。
パラパラ読んでも学びがあるが、しっかり読んで知識を整理したいとも思わせる内容だ。再読候補。

2021/01/05

やはり図鑑・図説はおもしろい。戦争関係はとてもうといので、ネルソン提督の偉大さらしきものとか知り、なるほどこういうしだいでのちのちまで伝説なのねえ、みたいな。実際には、人殺す戦争についての話は半分ぐらいで、説得だの協力要請だの宣伝だのネット利用だのそういうのも半分ぐらいある。

2020/01/23

戦争の戦略だけでなく、ビジネスの経営戦略（ビルゲイツ等）も扱う。戦略と戦術という観点から整理しているが、一面的に断定して「分析」しているきらいはある。日本史ファンとしては信長の・・とか期待したが元が西洋なのでまあ仕方がないか。
戦略面の記述として「孫子」が見直されていることに類似しているが及ばないかな。50シリーズのひとつなので、深みがない。

2018/01/27

結構高かったけど本屋で見つけて思わず購入。
図鑑は色々あるけど戦略の図鑑というのは珍しい。
視点や企画力が良い。

レビュー平均は低いけど自分にとってはとても
面白く興味深い勉強になる本です。

2016/11/06

長大な割にはいまいち中身が無いというか…あと「戦略」の切り分けもいかがなもんかと。全然「戦略」じゃないじゃんという記述も多々あったり。

いやまあ、悪くはないんだけど、戦略研究をしようとするなら、肩透かしをくった気になるんじゃないかな。単なる歴史を書いた本として読むならよし。