我、六道を懼れず 立志篇(上) の商品レビュー

海道龍一朗(著者)

2024/11/03

真田昌幸の子供時代の話は初めてで、どんなに軍略家でもやっぱりこんな時もあったんだろうなと新鮮でした。信繁様とのエピソードもありきっと子供に信繁様の名前を戴いてるのだから、こんな思い出もあったのかなと嬉しくなりました。

2022/01/18

武田信玄に愛され、信玄の母方に養子に行くが長篠の戦いで兄２人が戦死し真田家の家督を継ぐことになった昌幸。武田家滅亡後の混乱の中、小大名ながら自分の領土を守るため知略で北条、上杉、徳川を手玉に取る。戦上手もさることながら敵はどう動くか、人はどう考えるか、どうすれば戦わずに領土を拡大できるかを考える論理力と想像力がすごい。