新冒険・スパイ小説ハンドブック の商品レビュー
冒険小説とスパイ小説は、英語圏ではどちらもスリラーにカテゴライズされるらしく、まとめてひとつのガイドブックになってる。 架空のベスト冒険・スパイ小説全集があったら…というテーマで、名作が40冊、解説とともにリストアップされている。 (全解説は読み切れず、一旦ざっと斜め読み) も...
冒険小説とスパイ小説は、英語圏ではどちらもスリラーにカテゴライズされるらしく、まとめてひとつのガイドブックになってる。 架空のベスト冒険・スパイ小説全集があったら…というテーマで、名作が40冊、解説とともにリストアップされている。 (全解説は読み切れず、一旦ざっと斜め読み) もちろんガイドブックとしても使えるし、コラムも充実。
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「読ま死ね」再読して、俄然火のついた冒険小説熱。ハヤカワさんからも新しいガイドブックが出ているではないかということで購入。 あれも読みたいこれも再読したいとワクワクしながら読みましたが、残念なのは本書で紹介されている作品のかなりの本が、すでに新刊書店ではあまり見かけない物がすご...
「読ま死ね」再読して、俄然火のついた冒険小説熱。ハヤカワさんからも新しいガイドブックが出ているではないかということで購入。 あれも読みたいこれも再読したいとワクワクしながら読みましたが、残念なのは本書で紹介されている作品のかなりの本が、すでに新刊書店ではあまり見かけない物がすごく多いこと。 あと、日本人作家に関する本の紹介が少ないのと、なぜかハードボイルド系が扱われてないこと。ハードボイルドや警察小説を入れると、作品量が半端でなく収拾がつかないのかな。 いずれにしても、また読書の楽しみが増えたし、本を探す楽しみも増えたので良しとします。
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冒険小説、スパイ小説から名作と呼ばれる作品を出版社問わず集めたブックガイド。 このジャンルはあまり読んだことないのだが、面白そうな作品もいくつかあったので今後の読書計画の参考になれば。 作家論など読み物も多いが、ある程度知識がないと理解が難しいので読み飛ばし。
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あいかわらず、早川のハンドブックは役に立ちますね。 読みたい本がたくさん出てきました。 今回はテーマを絞って何冊かずつ出すっていう企画が良かったと思います。 作家論は良し。グルーニー礼賛はちょっと度が過ぎている感じか。 確かにグルーニー面白いけどね。
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歴史や変遷などに言及するわけでもなく「架空の冒険・スパイ小説全集全二十巻をつくる」ということで北上次郎氏の軽〜いノリとゴリ押しで決まった、ラインナップに解説が付く。ラインナップには平然と入手困難な本も並ぶ雑なツクリという印象を受けた。比べるということをしたくないけど、「読み出した...
歴史や変遷などに言及するわけでもなく「架空の冒険・スパイ小説全集全二十巻をつくる」ということで北上次郎氏の軽〜いノリとゴリ押しで決まった、ラインナップに解説が付く。ラインナップには平然と入手困難な本も並ぶ雑なツクリという印象を受けた。比べるということをしたくないけど、「読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100」や1992年刊行の「冒険・スパイ小説ハンドブック」のほうが読者のことを考えて作られていると感じた。期待が大きかったのだろうか、せっかくの企画なのに、とても残念。
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●24年ぶりの『新・冒険スパイ小説ハンドブック』出版は非常にうれしかった。 ●ただ、これだけの長い年月が経つにもかかわらず、新しい作品があまり載っていなかったのは驚き!時代背景がこのジャンルの作品を書きにくくしていることもあるが、古典や今までの名作が凄すぎるのだと再認識すること...
●24年ぶりの『新・冒険スパイ小説ハンドブック』出版は非常にうれしかった。 ●ただ、これだけの長い年月が経つにもかかわらず、新しい作品があまり載っていなかったのは驚き!時代背景がこのジャンルの作品を書きにくくしていることもあるが、古典や今までの名作が凄すぎるのだと再認識することもできた。 ●掲載作品で、未だ読んでいないものはすぐに読みたい♪ 『女王陛下のユリシーズ号』 『エニグマ奇襲指令』 『パンドラ抹殺文書』 『ヒューマン・ファクター』 『暗殺者グレイマン』 『高い砦』
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旧版でこのジャンルにハマり、そして今である。 私にこのジャンルの扉を開けたのは、この本と クライブ・カッスラー、トム・クランシーだった。 あれから月日がたち、まるで小説の設定だったことが 続々と日常に起こっている。そんな中で、旧版以降に でた作品から、沢山の作品が入っているのは...
旧版でこのジャンルにハマり、そして今である。 私にこのジャンルの扉を開けたのは、この本と クライブ・カッスラー、トム・クランシーだった。 あれから月日がたち、まるで小説の設定だったことが 続々と日常に起こっている。そんな中で、旧版以降に でた作品から、沢山の作品が入っているのは嬉しい。 つい決まったものしか読まなくなるからだ。 日本の作家も数々エントリしていて、邦文の作品を どうも野暮ったく堅苦しいと毛嫌いしていた私には ちょっと読んでみようかと思わせるあたりがいい。 そして、旧版を読んで夢中になったものも もいちど通読してみるのも一興。 作品のどこに痺れるかが変わっているかもしれない。 ブクログの「読みたい」に沢山登録するつもりで お手に取られては。 ゲームもいい、でも小説の中で血湧き肉躍る冒険を するのは、こたえられない。 じっくりその状況を味わう。 通り過ぎない緊迫感がいい。 旧版とこの新版、両方通読をお勧めする。
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