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帰ってきた腕貫探偵 の商品レビュー

2.9

19件のお客様レビュー

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2016/05/15

腕貫さんふたたび! 連作集。 いつもながら見事だわ~。腕貫さんがいなくても解決してしまう場合があるところも好き。 やっぱり、作者の「会話だけの推理劇」がすきである。

Posted byブクログ

2016/04/08

ロックバンドのメンバーが次々と不審な死を遂げる。一人生き残った僕も、死ぬべきなのではないだろうか?/病院で襲いかかってきたかつての婚約者の母であり、恩師。一体なぜ彼女はわたしを襲ったのか。/夫ではない男たちと良からぬことをしている最中に自宅に指輪を取りに戻った妻。しかし運悪く姑に...

ロックバンドのメンバーが次々と不審な死を遂げる。一人生き残った僕も、死ぬべきなのではないだろうか?/病院で襲いかかってきたかつての婚約者の母であり、恩師。一体なぜ彼女はわたしを襲ったのか。/夫ではない男たちと良からぬことをしている最中に自宅に指輪を取りに戻った妻。しかし運悪く姑に見つかってしまい、果てに殺してしまう。しかしその妻も死体となって発見される。/女流作家とその姉、そして同居人の女性。彼女たちに隠された秘密は。腕貫探偵はじめての幽霊の相談者? これも新刊が出ると読んでしまうシリーズ。相変わらずの腕貫探偵。荒唐無稽のストーリーに神出鬼没の探偵役。そして難読苗字。トリックもそんなむちゃくちゃな、というものが多いんだけど、つい読んじゃうんだなあ。二話目が好き。

Posted byブクログ

2016/04/05

連続と言えば、連続な4つの短編。 同好会の人達が死んだのはなぜなのか。 さっぱり順番からしても分からないうえに ヒントになるような謎の言葉。 同じ条件なのに、まったくもって答えが分からず あぁなるほど、といういつもの状態。 2話目はまぁ…自業自得といえば、それまで。 自分の中...

連続と言えば、連続な4つの短編。 同好会の人達が死んだのはなぜなのか。 さっぱり順番からしても分からないうえに ヒントになるような謎の言葉。 同じ条件なのに、まったくもって答えが分からず あぁなるほど、といういつもの状態。 2話目はまぁ…自業自得といえば、それまで。 自分の中にある真実を、他と比べてみるわけにもいかず こういう状態になったのは、いたしかたない? それよりも、モラルはどこに行ったのでしょう…。 彼らの職業を考えるにw とか言っていたら、またも3話に出てくるのは教師。 一石二鳥w とでも思っての犯行なのか。 途中まで来てもらえばいい、という 発想と同じ状態、でしょうか? そしてついに、というべきでしょうか? お客様が幽霊になってしまいました。 そう思い込んでいる人? と思ったら、きっちり幽霊。 きれいさっぱり、複雑な人間関係とともに 解決はしましたが…。 傍から見たら、独り言を言っている人、に 見えていたのでしょうか??

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2016/03/03
  • ネタバレ

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どの事件も真相は驚くものばかりだったが、やはりキャラクターや会話が気持ち悪いので受け付けない。作者の感性がだんだんと古くなってきている気がします。

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2016/02/17

頭に入ってこないのはなぜだろう。腕貫さんがあっという間に解決しすぎるせいか、ユリエくらいのキャラが出てこないとつまらない。

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2016/02/06

腕貫探偵シリーズの最新刊。今回はエグい話が多い。あと、BLの話や設定がイマイチ。ユリエさんが出てくるとこはいいのだが、全体的に何だかなぁ〜て感じでした(^_^;)

Posted byブクログ

2016/02/02

腕貫さん、あいかわらずだ~。 今回は、古い事件の話が多かった。 「毒薬の輪廻」の話は、正直、気持悪かった。。。 幽霊が出てくるのは意表をついてたけど、これも、 私の好みとは言い難い。 ううむ。 ユリエさんは好き♪

Posted byブクログ

2016/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 書店で物色していて、たまたま見つけた、腕貫探偵シリーズの最新刊である。最初から無礼ですみません。他に読みたい本もなく、じゃあこれでも読むかという、大変消極的な理由で手に取ったことを告白しておこう。  何回も書いている気がするが、ご容赦ください。微妙さを極めようとしている感すらある、腕貫探偵シリーズ。本作で頂点に達したかもしれない。これ、熱心なファン(いるのか?)は、狂喜乱舞するのだろうか。  従来の、無駄にディテールに凝る蒼井上鷹的空気感に、さらなるスパイスが加えられた。石持浅海的な共感不可能性、とでも言えばいいだろうか。殺す方も殺される方もどっちもどっちというか…はっきり言って事件関係者がクズばかり。何だか真剣に謎を考えるのも馬鹿馬鹿しくなってくる。  ゲイビデオの撮影とか、レズビアンとか、女装趣味とか…LGBTネタがやたら多いのは、何か意図があるのだろうか。決して差別するわけではないが、必然性がある設定とは思えないし、単にドロドロさせるネタで終わっている。前作までは、まだ「微妙」で済ませることができたが…。  元々存在感がなく、最後の最後でやっと登場することも多い腕貫氏。今回も同じかと思ったら、登場すらしない話もあるし…。最後の1編では何と幽霊の相談を受けるが、幽霊だろうが人間だろうが共感できないことに変わりはなく…。 最後に、各編の終わり方について。何と表現すればいいだろう、なかなか切れない電話みたいな、残尿感みたいな、この「読み終わった」感のなさは。前作までは、もう少しスパッと読み終わった気がするぞ。短編の割にやたらと込み入っていて、僕の頭が筋を追えていないせいもあるだろうけど…。  ファンの方、ごめんなさい。散々けなしてしまったが、結局、僕は西澤保彦という作家と相性が悪いのだろう。腕貫探偵シリーズはもちろん、西澤保彦作品との付き合いは、これで終わりにしよう。

Posted byブクログ

2016/01/25

【収録作品】氷結のメロディ/毒薬の輪廻/指輪もの騙り/追憶 *キャラも落ち着いてきて、面白いのだけど、真相はけっこうえぐい。

Posted byブクログ