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標的(下) の商品レビュー

2.9

10件のお客様レビュー

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2024/03/20

2024.03.20 ★3.3 お馴染みのメンバーが嫌な面を見せつつ登場する。 多くの殺人事件が起き、それぞれにその犯人を追っていく。 下巻残り1/4ページくらいに犯人が明かされる。そうか君が犯人か。これだけ引っ張ったんだから君じゃなくてよかったんじゃないか。 何も解決して...

2024.03.20 ★3.3 お馴染みのメンバーが嫌な面を見せつつ登場する。 多くの殺人事件が起き、それぞれにその犯人を追っていく。 下巻残り1/4ページくらいに犯人が明かされる。そうか君が犯人か。これだけ引っ張ったんだから君じゃなくてよかったんじゃないか。 何も解決してない消化不良な終わり方。 とか言いながらも、続編を読む予定。 ↓↓↓内容↓↓↓ それは、十三年の歳月を経た復讐劇の幕開けだった。スカーペッタの自宅近隣で発生した射殺事件、関係者の殺害。そして、関連性があるとは思われなかった別の事件が一つところに収まり、恐るべき全体像が明らかになっていく。スカーペッタを待ち受ける驚愕の真相。それを知った時、暗殺者の凶弾が放たれた!

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2022/12/13

裏表紙の紹介に「それは、十三年の歳月を経た復讐劇の幕開けだった。」とあったから、犯人は過去のシリーズに出てきた人物なのかな?と思いながら読んでいたら、まさかあの人物だったとは! てっきり死んだものと思っていたからビックリ。 しかも、今回もまたしぶとく生き延びて決着がつかないまま終...

裏表紙の紹介に「それは、十三年の歳月を経た復讐劇の幕開けだった。」とあったから、犯人は過去のシリーズに出てきた人物なのかな?と思いながら読んでいたら、まさかあの人物だったとは! てっきり死んだものと思っていたからビックリ。 しかも、今回もまたしぶとく生き延びて決着がつかないまま終わってしまったから、次回作に続く感じで読むのが楽しみになりました。

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2019/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上巻より) 脅威と見られた保険調査員はあっさり殺されているし、 強敵なはずの上院議員も突然事故死しているし、 話の展開も無茶苦茶。 死んだはずのルーシーの昔の恋人は、 次作にも登場するんだろうな。 ヘリコプターにも、 スーパーカーにも、 スキューバーダイビングにも、 もうあきあき。

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2018/10/27

日本の本格派と言われるミステリ作品に比べて、この無駄な思わせぶりと、しつこい伏線の主張は何だろう。しかも回収しきれてないし。 緻密な作品構成とは程遠い出来で、200ページを読み終わったときには真犯人はわかっていた。 だってワンパターンなんだもの。 今回の犯人については、本当にこ...

日本の本格派と言われるミステリ作品に比べて、この無駄な思わせぶりと、しつこい伏線の主張は何だろう。しかも回収しきれてないし。 緻密な作品構成とは程遠い出来で、200ページを読み終わったときには真犯人はわかっていた。 だってワンパターンなんだもの。 今回の犯人については、本当にこれで作品から退場したことになるの?っていうのが、当初から疑問だった。 途中まではしつこいくらいに犯人の残した痕跡を追跡するのに、最後は希望的観測で「犯人死去」となるのは、違和感があった。 今回は犯人の末路は不明で終わる。多分生きてる。 それはいい。 問題は、上巻で散々不適切な行為をしでかした人物が、あっさり警察を辞職した、と。 えーと、彼の数々の行動は、ただのミスリードだったと? その割には違和感ありまくりで全然リードされませんでしたけど。 ああ、辞職したんだ。そうなんだ。 構成が下手すぎる!

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2016/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近マンネリしてきた感があって、毎年12月のこの時期に新作が発売され、1月中には読了していたのですが、今年はどうも手が遠のき、ようやく新刊の発売に焦って読み始めました。いい意味で期待を裏切られ、面白かったです。 この作品、次作があっての作品、宿敵の相手との決着はついていません。次作が楽しみです。1990年にデビューして早四半世紀。通信技術や科学捜査技術の進歩には目を見張るものがあります。デビュー作の「検視官」を読み返してみたくなりましたが、それこそ本棚をひっくり返すことになりそう・・・

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2016/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻を読み終わって、最初の感想は「なんだこりゃ」でした。 犯人は往年のという感じで死んだと思われていたやつが出てくるが、これはまあ想定内。よくあるパターン。 それなのに、最後の対決はこれまでの長々としたページを笑うかのようにわずか数ページで終了。 しかも対決した本人が何も覚えていないとかいう。 いや、そりゃないでしょう。 そしてあれこれ上巻でいろいろなこれ見よがしなサインを出していたにもかかわらず、それらすべての調査はなんとなく終了。 そもそもライバルになりそうだった裁判でもめていた小憎たらしい人物はあっさり死体で見つかり、全ては蘇ったあいつの仕業か!で終わりだなんて、あんまりだ。 そしてあの犯人が今後もいつ戻ってくるか戦々恐々としながら物語は進んでいくのだと思うが、やはりあの犯人が捕まるか死ぬかを期待しながらまた読み続けてしまうのだろうと思う。

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2016/05/15

下巻から、読んでしまったのにもかかわらず、本棚の2冊目とって初めて先に読み終わったのが下巻だったことの衝撃。内容が全然頭に入ってこないし、なんか終わりがパッとしないせいなのだろうか。すでに、惰性で読んでる感否めないが、新刊出るとやはり読みたくなってしまうのも事実。 が、今情報登...

下巻から、読んでしまったのにもかかわらず、本棚の2冊目とって初めて先に読み終わったのが下巻だったことの衝撃。内容が全然頭に入ってこないし、なんか終わりがパッとしないせいなのだろうか。すでに、惰性で読んでる感否めないが、新刊出るとやはり読みたくなってしまうのも事実。 が、今情報登録するとき恐ろしいことに気付いた!文庫なのに1冊千円以上してた!何これ高い!千円以上は京極作品だけで勘弁してくれ。

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2016/03/11

 何年も読んでいない時期があって、それを少しずつ読み始めて、やっと最新作に追いついた。読んでみれば、なるほど読み進むシリーズである。何年もブランクがありながら、シリーズ・レギュラーは、マリーノ、ベントン、ルーシーの三人くらいで、しかもヒロイン、ケイ・スカーペッタは、あまりにも個性...

 何年も読んでいない時期があって、それを少しずつ読み始めて、やっと最新作に追いついた。読んでみれば、なるほど読み進むシリーズである。何年もブランクがありながら、シリーズ・レギュラーは、マリーノ、ベントン、ルーシーの三人くらいで、しかもヒロイン、ケイ・スカーペッタは、あまりにも個性的な彼らと非常に強固な運命共同体を作っているので、人間関係問題についてはこの四人の間だけがずっと続いていてわかりやすいシリーズなのだと言える。シリーズを中断したけれど、時間を置いてひさびさに手に取りたいという読者には安心のシリーズである。  しかし検屍官シリーズも22作目を数えるそうである。年末には新作を読まないと年を越せないという読者もいるくらいの人気作品である。嘘だと思うならクリスマス前後の書棚の平積みコーナーを眺めてみるがよい。他の文庫本を圧倒する勢いで物量攻勢に出ているのが目立つことだろう。シリーズ発進の頃の勢いはけっこうなものだった。普段ミステリを読みもしない富良野のスナックの店員ですら何冊もシリーズを追いかけて読んでいた。面白い、のだそうである。事件も人間関係も。  四人の個性を揃えたのはまずは成功だったろう。そして科学捜査という言葉に最初に唾をつけたような作品も。当時、殺人事件の死体を解剖する人、などという役回りはミステリの主役になり得なかった。しかし、現在ではどこもかしこも科学捜査流行りで、検死医や鑑識官は壇上に引き出されて大忙しである。時代は直観から科学へと確実に遷移したのだ。  さてそうした科学に纏わる、どちらかと言えば男性的なイメージを持つハードアイテムをミステリの最前線に持ち上げた功労者の一人が間違いなくパトリシア・コーンウェルである。美人女性作家で、元警察記者で元検視局のコンピューター・アナリストという経歴を持つ彼女は、等身大のヒロイン、イタリア系のケイ・スカーペッタという美人検屍官を世に送り出した。  その頃のシンプルなサイコと科学捜査の対決構図は、その後、ケイやベントンの所属する組織をより強力な物語のファクターとして、組織内、組織間の目まぐるしい対立構図や策謀に満ちた闇を描くことで、単純な善悪対決にとどまらぬ混沌の様相を呈してくる。ヒロイン自らが騙され、心に傷を負うエピソードや、警察組織に属する優秀な一匹狼刑事マリーノとの距離感が常に人間関係にひずみを生み出す。天才少女でFBIにも所属したことのある姪のルーシーは未だにケイの愛情故の悩みの種であり続ける。  本書では狙撃が主題となる事件に幕を開ける。まるでスティーブン・ハンターばりの分析が見られる点で、より男性的な小説イメージが強い。さらに思いもよらぬ犯人像に、またかとシリーズを股にかけるツイストの存在に驚愕。男性的な科学捜査とハードウェアの描写が、ケイがイタリア料理を作る女性的シーンと混交して不思議な魅力を作り出す。  微細な描写と、濃密な時間の流れ(たいていが一日か二日の事件で一作が終わる)、そして最近は、二作連続で、レギュラー陣総出演でのエンディングが用意されるあたり、作者にもずいぶん余裕が見られるようになったと、ぼくはほっとして巻を閉じることができるのである。

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2016/01/10

そしてこのラスト。 結局、なにも明らかにならない。 あげくに、文庫本なのに上下合わせてこの値段。 年末に出るであろう次回作に期待して良いのだろうか?

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2016/01/04

201601/上下あわせて。やっぱり登場人物達に愛着あるし、年末の風物詩で毎回買うけど、このボリュームで文庫でこの値段ってのもヒドイな…。お互いに心の内を明かさないせいで余計なイライラを抱えながら進むのもここ最近ではお馴染みの展開。サブキャラ達も、ケイ視点でウザいとこを描写される...

201601/上下あわせて。やっぱり登場人物達に愛着あるし、年末の風物詩で毎回買うけど、このボリュームで文庫でこの値段ってのもヒドイな…。お互いに心の内を明かさないせいで余計なイライラを抱えながら進むのもここ最近ではお馴染みの展開。サブキャラ達も、ケイ視点でウザいとこを描写されるせいで魅力にかける。事件パートは、まあそうだろうなってのがわかる形で書かれてるので、驚きはないけど、今回の終わらせ方にはモヤモヤ。

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