政治行動論 の商品レビュー
現在、世界の多くの国で採用されている代議制民主主義(間接民主主義)が、うまく働くための条件の1つに有権者が「この政策が望ましい」や「この政党や政治家を支持する」という意識を持つことがあります(本書 19頁より)。政治行動論が主に注目する対象は我々"有権者"です...
現在、世界の多くの国で採用されている代議制民主主義(間接民主主義)が、うまく働くための条件の1つに有権者が「この政策が望ましい」や「この政党や政治家を支持する」という意識を持つことがあります(本書 19頁より)。政治行動論が主に注目する対象は我々"有権者"です。本書では、有権者がなぜその政党/政治家に投票するのか(投票行動)という視点から、民意とは何か、有権者の党派性やイデオロギー、投票参加や投票選択する要因、有権者にとっての選挙を各章で詳しく説明しています。第3部では、民意と実際の政策とのつながりを検討し、民意という形のないものがどのように実際の政治に現れ、どんな影響を及ぼすのかを明らかにしています。本書は、政治行動論を学びたい学生のための入門書となっています。選挙に欠かすことのできない重要なアクターの1つである有権者、その実態はなぞに包まれています。選挙研究をするなら、まずは、有権者のことを知ってみませんか? (ラーニング・アドバイザー/国際(政策) SASAKI) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1695291
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大学生のときにタイトルに惹かれて買った本 データも使いながらのわかりいやすい解説で、代表民主制における選挙、有権者、政治家、マスメディアについて書かれている 有権者は政治について豊富な知識をもっているのか 選挙には行かなければならない、と言われるがなぜ有権者の40%が権利を放...
大学生のときにタイトルに惹かれて買った本 データも使いながらのわかりいやすい解説で、代表民主制における選挙、有権者、政治家、マスメディアについて書かれている 有権者は政治について豊富な知識をもっているのか 選挙には行かなければならない、と言われるがなぜ有権者の40%が権利を放棄するのか 投票に参加する人、放棄する人に傾向はあるのか 投票する人は正しい情報をもっているか、何を持って投票先を決めているのか 放棄する人がなぜいるのか、多くなってきている理由は その情報はどこから得ているのか、どれくらい影響を与えるのか 民意と政策は一致しているのか 選挙制度による違いはあるのか これらに関することが書かれている 入門書であるから政治について興味がある人は、面白く見れる本だと思う。
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