コロボックルの小さな画集 の商品レビュー
画家としてたどり着いた境地が興味深かった。 小さなころからコロボックルシリーズに親しんできたわたしは、昔のタッチに慣れ親しみ、染み込んでいて、描き直したいという気持ちが分かるとは言えないけれど。 もし、今より固く荒々しかったのだとしても、それはその頃にしか描けなかった魅力がある...
画家としてたどり着いた境地が興味深かった。 小さなころからコロボックルシリーズに親しんできたわたしは、昔のタッチに慣れ親しみ、染み込んでいて、描き直したいという気持ちが分かるとは言えないけれど。 もし、今より固く荒々しかったのだとしても、それはその頃にしか描けなかった魅力があるのでは。 でも、ペインズグレーのコロボックルたちは、優しく生き生きしていた。カラーではないのも良かった。 (ちなみに有川さんのコロボックルシリーズは、なんだかまだ読めません…)
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2021/7/28 神奈川近代文学館での佐藤さとる展、の売店で購入✨ 改めて、絵を見て、なるほどなーって。 3cmね。小さいね。
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青い鳥文庫で一番印象的だった『だれも知らない小さな国』シリーズ、挿絵がこの人じゃなかったらこんなに記憶に残ってないだろうと思う。せいたかさんを歓迎するコロボックルたちの絵はかなり印象的だったし、今見ても胸熱。小さなコロボックルたちのダイナミックな動きや器用そうな指先、いかにもジャ...
青い鳥文庫で一番印象的だった『だれも知らない小さな国』シリーズ、挿絵がこの人じゃなかったらこんなに記憶に残ってないだろうと思う。せいたかさんを歓迎するコロボックルたちの絵はかなり印象的だったし、今見ても胸熱。小さなコロボックルたちのダイナミックな動きや器用そうな指先、いかにもジャンプ力のありそうな大きな足元、靴やその縫い目。画面の中にあるものは徹底して全部描ききるのに、壮絶な描き込みのしてある絵そのものは全く圧迫感を受けない柔らかさ。 久しぶりにじっくり触れられて嬉しかった。当時を思い出しての心情込みで星5つ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
有川浩が執筆をしたコロボックルを読んで、コロボックルという作品を知ったのでこの作品を知ったのはつい最近である。なので、制作秘話など詳しく知れて、非常に良かった。こんな裏話的な事があったのかと知る事によって、作品への奥行きが深まった気がする。コロボックルのイラスト一つ一つが繊細かつ、丁寧に描かれており、見ていて圧倒をされてしまう。
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大大大好きな村上勉さんの画集。作家さんとは一味違った文章で新鮮。でも思ったより文章が少なかったのが残念…創作中のお話、佐藤さとるさんとのやりとりなどもっともっと読みたかった。コロボックル創作秘話の書かれた貴重な一冊。
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