ユーゴ修道士と本を愛しすぎたクマ の商品レビュー
中世ヨーロッパの修道士ユーゴは、修道院の図書館の本を熊に食べられてしまった。修道院長は、別の修道院から本を借りてきて写し写本を完成させるように言いつけます。ユーゴは、別の修道院へと向かいますが、道中なんだか付いてくるものがいるようです。 羊皮紙で出来た昔の本は、熊にとっては美味...
中世ヨーロッパの修道士ユーゴは、修道院の図書館の本を熊に食べられてしまった。修道院長は、別の修道院から本を借りてきて写し写本を完成させるように言いつけます。ユーゴは、別の修道院へと向かいますが、道中なんだか付いてくるものがいるようです。 羊皮紙で出来た昔の本は、熊にとっては美味しいものだったのかも!中世の本の造りがよくわかる。ラストのオチにニヤリ。ユーゴは、どうしたのだろう?
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フォローしている方のレビューを読んで、図書館で予約。 いつも素敵な本を教えて下さりありがとうございます。 図鑑やEテレなどで見た、昔の聖書やコーラン、まさしく「聖典」の成り立ちを伝えてくれる絵本。 実際にクマが食べてしまったらしいが、それはやはり羊皮紙だから? 竹に墨だったら...
フォローしている方のレビューを読んで、図書館で予約。 いつも素敵な本を教えて下さりありがとうございます。 図鑑やEテレなどで見た、昔の聖書やコーラン、まさしく「聖典」の成り立ちを伝えてくれる絵本。 実際にクマが食べてしまったらしいが、それはやはり羊皮紙だから? 竹に墨だったら、食べられなかったよね…。 まじめなのにどこかコミカルで、歴史の一端を楽しく読める。 とにかく絵が好きだな~と思っていたら、 「塩の物語」のシンドラーさんとのこと。 なるほど、「塩の物語」も大好きな1冊なのだ。 2020.9.27
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12世紀の修道院図書館で起きた奇天烈な資料紛失事件を基に描かれた、ほのぼのとした絵本です。 当時の本の貴重さや写本の大変さも、しっかりと表現されています。 修道院図書館は宗教施設ですが、他宗教の資料の収集や衰退した他図書館の穴埋め、更には写本による出版業を担っていました。 本書に...
12世紀の修道院図書館で起きた奇天烈な資料紛失事件を基に描かれた、ほのぼのとした絵本です。 当時の本の貴重さや写本の大変さも、しっかりと表現されています。 修道院図書館は宗教施設ですが、他宗教の資料の収集や衰退した他図書館の穴埋め、更には写本による出版業を担っていました。 本書にあるように破損や紛失時の対処を厳しく行うことで、現在に残せている図書が数多くあります。 昔の西洋本がどう扱われていたか、綺麗な絵で楽しく理解できる一冊。
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遠子先輩だ・・・@文学少女 愛しすぎたってのはほんとに、インクの香りだとか、本の味だとか・・・。 こんなクマはいたらたしかに大変だろうな・・・かわいいけど
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難しい子ども向きではないけれども、大人は楽しめる絵本だと思います。中世の修道士たちの生活(主に写本に関する)がよくわかります。 ただ、ラストは???で親子ともに悩んでしまいました。
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ユーゴ修道士は借りていた本をなくしてしまった。なんとクマに食べられてしまったのだ。修道院長に怒られて、ユーゴ修道士は遠くの修道院を目指した。なくした本と同じ本を借りてきて写本するために。けれども、一度本の味を覚えたクマが追いかけてきて…。ユーゴ修道士は無事に本を返すことができるの...
ユーゴ修道士は借りていた本をなくしてしまった。なんとクマに食べられてしまったのだ。修道院長に怒られて、ユーゴ修道士は遠くの修道院を目指した。なくした本と同じ本を借りてきて写本するために。けれども、一度本の味を覚えたクマが追いかけてきて…。ユーゴ修道士は無事に本を返すことができるのか?昔々の本がとても貴重だった時代のことが、ユーモラスなお話でとてもよくわかる絵本です。それにしてもユーゴ修道士、カワイソウ。
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そういうオチかい!とつっこみたくなる。 でも考えてみると、ただ単に餌を与えてたのか、一匹のクマに神聖な言葉を与えたのか、もしかしたら深い話かもしれんと思えてくる。 ひそかにクマが隠れてた。
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折角苦労して写本したのにまた熊に食べられてしまうなんて、というユーモアなんだろうけれど、正直理解するのが難しかった…。音読もカタカナ固有名詞はなかなかハードルが高い^^
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