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お静かに、父が昼寝しております の商品レビュー

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2016/02/15

世界各地のユダヤの民話が32編、旧約聖書の創世記から6編が収められた民話集。 素朴な民話に始まり、ページを繰るごとにユダヤ教の色合いが深まっていきます。 巻頭の「ふしぎな財布」 貧しい農夫が神さまから財布を授かった。いつも金貨が一枚入っていて、それを取り出すとまたわいてくる。で...

世界各地のユダヤの民話が32編、旧約聖書の創世記から6編が収められた民話集。 素朴な民話に始まり、ページを繰るごとにユダヤ教の色合いが深まっていきます。 巻頭の「ふしぎな財布」 貧しい農夫が神さまから財布を授かった。いつも金貨が一枚入っていて、それを取り出すとまたわいてくる。でも、その金貨を使うためには、まず、その財布を川に捨てなければならない。 喜んだ農夫は、毎日一日中金貨を取り出し続け、家に食べものがなくなると隣の家から分けてもらったり物乞いをしたりして凌いでいた。 もう捨てようもう捨てようと思って川岸に立つものの、あともう少し取り出してから、と思い留まるのだった。 農夫は大金持ちとして亡くなった。家には金貨の袋が所狭しと並んでいたが、パンのかけら一つ見当たらなかった。

Posted byブクログ

2016/02/14

今まであまりなじみのなかったユダヤ圏の昔話集。旧約聖書に関する話や、ユダヤ教の考え方など日本になじみの薄かった話も多い。

Posted byブクログ