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妻に棲む別人(Ⅱ) の商品レビュー

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2019/12/04

適切な医師に出会いそのおかげでこの家族は救われた 純子はどれだけ大変な人生だろうか それにしても園長の妻が何も知らずにこの世にのさばっていると思うとたまらなく怒りを覚える 虐待は絶対にやめてほしい たとえ命を落とさないまでも こんなに1人の人生を狂わしてしまうのだから ビ...

適切な医師に出会いそのおかげでこの家族は救われた 純子はどれだけ大変な人生だろうか それにしても園長の妻が何も知らずにこの世にのさばっていると思うとたまらなく怒りを覚える 虐待は絶対にやめてほしい たとえ命を落とさないまでも こんなに1人の人生を狂わしてしまうのだから ビリーミリガンの話は読んではいないが、「カオル」が先生を襲ったように、交代人格が殺人を犯した場合無罪になるのか 被害者の家族からしたら納得がいくわけもないと思う 指紋や遺伝子レベルの捜査や、防犯カメラに映る顔では交代人格ではなく本人と断定されてしまうだろうが。

Posted byブクログ

2016/03/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

妻が多重人格者で、別人格が勝手に多重債務を繰り返していた一家の「治療編」。多重人格へのアプローチはカウンセリングが主になるものらしい。脳波などを測定したり、投薬をするのかと思っていた。しかし地道にカウンセリングをし「自分が受けるべき苦痛」を変わりに受けてくれていた別人格に「感謝」をすることで変化は訪れる。別人格たちは感謝して欲しがっているのだ。3人のお子さんも多重人格な母を受け入れているし、そしてご主人も根気強く彼女を見守っているのは素晴らしい関係だ。まだ別人格を持ったままの彼女。彼女の多重人格問題は終わってはいない。

Posted byブクログ