新しい計量経済学 の商品レビュー
アクセス方法▼ https://library.kansaigaidai.ac.jp/%E8%B3%87%E6%96%99%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%81%99/%E9%9B%BB%E5%AD%90BOOK#!#tu 電子ブックを読む▼ https://elib...
アクセス方法▼ https://library.kansaigaidai.ac.jp/%E8%B3%87%E6%96%99%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%81%99/%E9%9B%BB%E5%AD%90BOOK#!#tu 電子ブックを読む▼ https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000139086
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本書は初中級計量経済学のテキストである。本書の特徴は、直感的にわかりやすい説明と、ミクロ計量経済学の導入部分について丁寧に解説されている点である。本書を読むことによって、計量経済学の基本概念を知ることができる。また、近年のトレンド(たとえば漸近理論など)を踏まえた内容となっている...
本書は初中級計量経済学のテキストである。本書の特徴は、直感的にわかりやすい説明と、ミクロ計量経済学の導入部分について丁寧に解説されている点である。本書を読むことによって、計量経済学の基本概念を知ることができる。また、近年のトレンド(たとえば漸近理論など)を踏まえた内容となっている点も評価できる。 一方で、本書で学べるのはあくまでも基本的なところであり、ミクロ計量経済学においても(本書で言及されている通り)実験データを含むもの(たとえばDID法やRCT、PSMなど)についての言及はないし、パネル分析においても変量効果モデルについての説明がない。そういう意味で言うと、若干の物足りなさは感じざるをえない。 しかしながら、ざっと外観を知ったりするには良いテキストだと思うので、そういう意味において有用な一冊であると言える。 ちなみに、本書は最初は統計学の基礎概念についても割としっかり言及されており、そういう意味では体系的に学べる一冊であるため、そういった点も評価できる。
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