レベレーション -啓示-(1) の商品レビュー
最終巻収録の対談で著者も言っていたけど、全体を通して描かれるんだろうなとなんとなく予想していたこととは違うことが描かれて完結して予想外だった。けれどさすがやっぱり、胸に迫る描写はすごかった。全体を通して説明はかなり分かりづらいので、自分で世界史をちゃんと勉強したくなった笑
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山岸涼子がジャンヌダルクを描く。 それだけで興味深々。 なんでもない田舎の少女が、啓示の声を聞き、天使を見て行動しだす。 漫画の書き方によっては、かなり非現実的な荒唐無稽になってしまうところを、山岸さんの力量発揮で、スピリチュアルなことも普段通りにリアルに表現している。 線...
山岸涼子がジャンヌダルクを描く。 それだけで興味深々。 なんでもない田舎の少女が、啓示の声を聞き、天使を見て行動しだす。 漫画の書き方によっては、かなり非現実的な荒唐無稽になってしまうところを、山岸さんの力量発揮で、スピリチュアルなことも普段通りにリアルに表現している。 線画的な書き方で抽象的なのだけど、リアリティがある。まるで鳥獣戯画のよう。 田舎少女のジャンヌが王を助けるという目標に向かう、今後どのように展開するのか楽しみです。
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山岸凉子の次の題材が「ジャンヌ・ダルク」だと知った時、そういえばジャンヌ・ダルクって教科書や学習漫画や映画でしか触れたことがなく、この歳になっても相変わらず「中世の人」みたいな印象しかなく、要は、いつまでたっても自分にとって「疎い分野の人」のママだなあと思ったので、すぐに読もうと...
山岸凉子の次の題材が「ジャンヌ・ダルク」だと知った時、そういえばジャンヌ・ダルクって教科書や学習漫画や映画でしか触れたことがなく、この歳になっても相変わらず「中世の人」みたいな印象しかなく、要は、いつまでたっても自分にとって「疎い分野の人」のママだなあと思ったので、すぐに読もうと思いつつ手に取るまでえらく時間がかかったのは、やっぱり「疎い分野」だけに。一回読んだだけでは時代背景が捉えられず、二回目は珍しくメモを取りながら読んだらスッキリ理解できた。で、味わいは『白眼子』のあの霞っぽさにとてもよく似ていた。
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ジャンヌ・ダルク。言わずと知れたフランスの聖女、100年戦争の英雄です。 彼女の物語。 冒頭から最期の火刑直前。彼女の回想という形で物語は進みます。処刑直前の彼女と、田舎少女の彼女の面貌の変化に驚きます。何が彼女をそこまで変えてしまったのか。 映画のように、捕虜の彼女がしっかり描...
ジャンヌ・ダルク。言わずと知れたフランスの聖女、100年戦争の英雄です。 彼女の物語。 冒頭から最期の火刑直前。彼女の回想という形で物語は進みます。処刑直前の彼女と、田舎少女の彼女の面貌の変化に驚きます。何が彼女をそこまで変えてしまったのか。 映画のように、捕虜の彼女がしっかり描かれるといいな。読んでいて楽しいかと言われたら、そうでもないだろうけど、興味はある。 ミラ・ジョボヴィッチの映画です。
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山岸先生なので読もうと。今のところ、この地味な農家の娘が本当にあのジャンヌ・ダルクになるの?と信じられない。史実はさすが山岸先生、ものすごくよく調べて描いてあってへえー、ほぉー、と唸らせられながら読みました。気配とか雰囲気は大好きな山岸先生独特のソレで嬉しい。 次巻から……かな?大きい展開がありそうなところで続く。
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物語はこれから。 この先、山岸ジャンヌはどうなるのか非常に楽しみ。 それにしてもさすが山岸凉子。 ちゃんと調べてるなぁ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
山岸凉子先生の復活を感じさせる第1巻でした。 評価が4になるか5になるかは今後の展開次第といったところで、まだ評価できませんでした。 ありきたりのジャンヌ像でなさそうなところに、興味が湧きます。司祭とジャンヌの会話や、司祭からセラピム、ケルビムなどの天使の絵を見せて貰うところなど、面白く感じました。全体でどれくらいの長さになるのでしょうか、何にしても第2巻が待ち遠しいです。
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昔の話を現代の感覚で読んでしまうと、何してんねん‼︎ てなってしまうと同時に、昔は大変だったんだな〜と思うけど、現代のことも300年後にはありえない!になるんだろうな〜。ジャンヌの回想、長いっすね。
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「テレプシコーラ」最終巻近くの描線の荒さが嘘のような繊細なペンタッチに、山岸先生の力の入れようが伺える。ストーリーの運びは勿論のこと、ここぞという場面の構図や絵の巧さは流石。
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