大村智ものがたり 苦しい道こそ楽しい人生 の商品レビュー
28年度読書感想文課題図書 ノーベル賞を受賞するまでの経緯を子どもの頃から描いている。前半は、絵に描いたような(?)美談でやや退屈ですが、後半には、どうやってあの凄い細菌を見つけたのか、また、日本の研究の問題点、アメリカとの違いなど、より具体的な示唆もあり、子供にも興味が持てると...
28年度読書感想文課題図書 ノーベル賞を受賞するまでの経緯を子どもの頃から描いている。前半は、絵に描いたような(?)美談でやや退屈ですが、後半には、どうやってあの凄い細菌を見つけたのか、また、日本の研究の問題点、アメリカとの違いなど、より具体的な示唆もあり、子供にも興味が持てると思います。 実直な生き方と、パートナーに恵まれ、出会った人を大切にし、出会った人からのアドバイスを素直に受け取り成功への道のりにしていく。誰から見ても素晴らしい。美しく描きすぎているのではないか?とも思うが、こんな生き方をこれからの子供達にもして欲しいと思える。 人の話をしっかりと聞き、プラスにしていけるのは、愛情を感じて育ったからではないかと思います。 これを読んだ親は、なんであなたはこう考えられないの?ではなく、自分の愛情のかけ方を見直せると良いですね。
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ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智教授の伝記。子供向けに書かれているので、大人にも分かりやすい内容でした。 小学校高学年位から。
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2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんの伝記。 小学校高学年から読めるかな? 表紙の写真は181ページ参照。メクチザン!
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2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞した、 大村智先生の伝記です。 著者の馬場さんが書かれた、 ルポ『大村智 2億人を病魔から守った化学者』は、 大村先生を紹介される際に、多く引用されましたが…、 同書をベースとして、普及版的な位置付けにて、 『大村智物語-ノーベル賞への歩...
2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞した、 大村智先生の伝記です。 著者の馬場さんが書かれた、 ルポ『大村智 2億人を病魔から守った化学者』は、 大村先生を紹介される際に、多く引用されましたが…、 同書をベースとして、普及版的な位置付けにて、 『大村智物語-ノーベル賞への歩み』が先行上梓され、 さらに、これをベースとして、 小中学生向けの伝記として、本書が書かれました…。 ゆえに、 本書では、大切なポイントやエピソードを選りすぐり、 平易な文章やルビ付きにて、わかり易く書かれており、 結果、大人にとっても、非常に読みやすぃ書籍でした。 (2時間もあれば、十分に読了できます…) 大村先生が生きてこられた時代によるところでそぅが、 前半は、同種の偉人伝とよく似た感じですが…、 後半は、現代らしぃエピソードも多く、例えば、 同じよぅな業績を残された「野口英世」伝と比べると、 大村先生の伝記の方が、今の時代にマッチしていて、 今の子供たちにはオススメかも…と思いました。 また、東京五輪・パラリンピック対策のためか、 文化・スポーツ系の文部科学大臣が就任しましたが…、 本書では、日本の大学などの課題にも触れられており、 文部科学大臣には、将来の技術立国のためにも、 本書を読まれるなり、勉強してもらいたぃな~とも…。 近年、 自然科学系のノーベル賞を、毎年受賞しているためか、 受賞された方の話題性や希少性の寿命が短ぃですが…、 子供たちの情操教育にとっても、良著だと思ぅので、 冬休みに、一読されてもよろしぃかと…。
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