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「おいしい」のマーケティングリサーチ の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2021/01/06

実際のメーカーの担当者として、データをあつかったことがある生の声で、あるあるネタがたくさん詰まっている。 自身の課題に当てはめるためには、少し工夫は必要だか、ヒントは散りばめられてると思う。

Posted byブクログ

2018/10/13

体裁は「事例+事例からの知見」。実態は「著者の体験談+感想」。 確かに、少数サンプルを掘り下げることの重要性は認識しているが、本書では少数サンプルを掘り下げてそこからどのように知見を抽出するかについてほんとんど触れておらず(一応、ラダリングについて少し書かれてはいるが後付け感は...

体裁は「事例+事例からの知見」。実態は「著者の体験談+感想」。 確かに、少数サンプルを掘り下げることの重要性は認識しているが、本書では少数サンプルを掘り下げてそこからどのように知見を抽出するかについてほんとんど触れておらず(一応、ラダリングについて少し書かれてはいるが後付け感は否めない)、本書から少数サンプルのリサーチについて学ぶことはできない。 社会調査についてある程度把握しているようだが、ベースとして社会学の素養がないと社会調査はきちんと理解できない。このことが欠けているのでは。 某通販サイトでは高評価のようだが、自分には全く理解できない。

Posted byブクログ

2017/01/02

「お客様のことを正しく、そして深く理解する」 マーケティングリサーチの重要性を改めて説きつつ、日本におけるリサーチの社会的ポジションの低さを問題提起。 マーケティングリサーチの定義も、まずは自分を知り、周囲を観察することも重要なものとして位置付けており、ハッとさせられた。 第1章...

「お客様のことを正しく、そして深く理解する」 マーケティングリサーチの重要性を改めて説きつつ、日本におけるリサーチの社会的ポジションの低さを問題提起。 マーケティングリサーチの定義も、まずは自分を知り、周囲を観察することも重要なものとして位置付けており、ハッとさせられた。 第1章、第2章まで読むだけでも十分に価値がある。

Posted byブクログ

2016/09/14

ハウス食品でマーケティングをしてきた人の本。 こういう実践的な仕事をしてきた人は、 どんどん自分の経験と知識を発表し、本にすることが必要だと思う。 この本は、そういう意味で すばらしい本と言える。 私が思うに、ハウス食品は、食品会社として柔軟である。 とにかく ハウスバーモント...

ハウス食品でマーケティングをしてきた人の本。 こういう実践的な仕事をしてきた人は、 どんどん自分の経験と知識を発表し、本にすることが必要だと思う。 この本は、そういう意味で すばらしい本と言える。 私が思うに、ハウス食品は、食品会社として柔軟である。 とにかく ハウスバーモントカレーをロングセラーしている。 六甲のおいしい水も しぶとい商品である。アサヒ飲料に事業譲渡したが。 中国においてもカレーの普及に全力を挙げ、国民食にしようとしている。 アメリカでは 豆腐を売っている。 そこには、きちんとしたマーケティングリサーチがある。 この本は 様々な切り口でおいしいを追求にしていて、大変に参考になった。 というより、実に実践的で、表が よく考えられている。 すぐさま、応用できそうなところが すばらしい。 立った一人を きちんとマーケティングするというのは、大切だ。 そのひとの選ぶ判断は その人のもつ 価値観が横たわっているからだ。 マーケティングリサーチとは、 『お客様のことを正しく、そして深く理解する。』 定性調査と定量調査について、初めて知る。シロウトですね。 なぜマーケティングリサーチするのか? 『商品企画の精度』をたかめる。 商品開発仮説であり、それも独自性、差別性、優位性、ファーストエントリー、高質性が必要。 『調査能力、情報収集力』の格差が人や組織の能力格差、企業間格差。 この能力こそが、競争に打ち勝つために必要な大切なひとつの企業力。 優秀な人材を投入し、経営者直轄にすべきである。 消費者が変化している。料理をしなくなっている。 『調味料をそのまま食べれますか?』 『どのように調味料を使うのですか?』という基本的なところでの質問がある。 広告をする価値がない商品では、販売しない方がいい。 すっきりした、物言いである。 お客様のニーズを探すこと。そこから、宝探しとなる。 なるほど、今の時代から、なにが お宝なのか ヒントがたくさんある。 『あなたは、あなたが食べたもので、できている。』 というキャッチフレーズは 今にどんぴしゃり。 モノ から コト。そして ココロ。 食品心理学からの アプローチがおもしろい。 これから、重要な テーマですね。 お母さんは なぜ料理を作るのか? つくらない人がおり それがめんどくさいということだった。 ふーむ。そんなことが、あるのですね。想定出来なかった。 お母さんは 料理を作るのが 好きだと思っていたのだ。 平和な家庭にいたことを実感する。 リサーチは 失敗を減らせるが 成功は保証しない。 はは。最後が 落ちがついているねぇ。 それにしても、1度読んで、これのレビューをまとめていたら もう1回 読んでしまった。 それでも、貴重な宝が いっぱい埋まっていた。

Posted byブクログ