コタローは1人暮らし(1) の商品レビュー
アパートに4歳児で一人暮らし!深刻な事情を持つ少年とそれを見守るお隣さんたちとの温かくて切ないお話。周りにいる人たちが本当に良い人たちで良かった!皆それぞれ色んな事があるのだけれど、少しずつ励ましあってるところにジーンときましたよ(*´ω`*)
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物凄く失礼なのを承知しての感想だが、正直、期待していたより面白かった 表紙を見た際、私は大人が何らかの理由で4歳児に戻ってしまった感じのコメディなのかと思ったが、いざ、読んだら、コタローくんはガチ(?)で子供だった 子供の一人暮らし、周囲の大人が彼に振り回される日常をメインにして...
物凄く失礼なのを承知しての感想だが、正直、期待していたより面白かった 表紙を見た際、私は大人が何らかの理由で4歳児に戻ってしまった感じのコメディなのかと思ったが、いざ、読んだら、コタローくんはガチ(?)で子供だった 子供の一人暮らし、周囲の大人が彼に振り回される日常をメインにして、読み手を笑わせるだけかと思いきや、案外、ヘビーな要素も含んでいる 妙に生活力が高い理由が、今後、明らかにされていくんだろうが、少なくとも、「そんなことか」と笑い飛ばせる話じゃなさそうなのは、コタローくんがポロッと漏らした言葉の端々から窺える ある意味、コタローくんは、子供らしい面と、子供らしくない面が上手い具合に混ざり合っている。親近感が湧くかは微妙だが、彼の大人へぶつける言葉には、思わず、ハッとさせられる。子供の視線だからこそ見える本質ってのは、大人の脆いハートを遠慮なくエグるんだ そんなコタローくんの面倒を、何だかんだで焼いてしまっている隣人の狩野を初めとして、このアパートには個性の強い人間が住人として集まっているようだ そんな人間との近所づきあいの妙も、この『コタローは1人暮らし』の高い質を補強している ただ、絵のクセが若干、くどいので、読み手を選びそうだ。キャラの要とも言える目の書き方が独特だ、津村先生。ぶっちゃけ、コタローくんの顔をジッと見ていると、気が滅入りそうになる。嫌な気分になる訳じゃないんだが、自分の中の卑屈さをピュアな子供に覗き込まれたら、そりゃ、罰が悪くなるってもんだろう しかし、ストーリーには間違いなく、地力の高さを感じる。もしかすると、狩野に津村先生は自分の姿を投影しているのかも 前作の『コンビニの清水』を読めば、更にこの作品を楽しめそうな気がするので、ちょっと行きつけの本屋で探してみよう どの話も面白可笑しさ、ちょっとした切なさが宿っており、胸にグッと来る。個人的にお勧めなのは、コタローくんの可愛い笑顔が見られる5日目★古い絵の漫画家、だ。やっぱ、子供にゃ笑っていて欲しいよなァ この台詞を引用に選んだのは、コタローくんの、その小さな体には収まらないほどの男気に惚れたので(笑) 大人はダメだな、こんなクサい台詞を言おうとすると、どうしたって、気恥ずかしさが先立っちまう
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事情があって4歳児はアパートで一人暮らしをしておりますと。 つか、 本当に事情があって一人暮らしなんでびっくり! クレヨンしんちゃんみたいなませかたではない、 中途半端なませかたで見ててひやひやする感じです。 引っ越してきた日に、 ビバホームでティッシュペーパーを買い、 アパ...
事情があって4歳児はアパートで一人暮らしをしておりますと。 つか、 本当に事情があって一人暮らしなんでびっくり! クレヨンしんちゃんみたいなませかたではない、 中途半端なませかたで見ててひやひやする感じです。 引っ越してきた日に、 ビバホームでティッシュペーパーを買い、 アパートのみなさんのところに挨拶しに行くところから始まります。 202号室の漫画化希望の「狩野」さん男性メインキャラ!? 201号室のキャバクラ嬢の「みづき」さんヒロイン? 102号室のチンピラ顔の「田丸」さん脇役? その他の部屋の人はまだでてこない。 コタローの日常と、 過去と、 住人とのやり取りがおもしろいマンガ。 風船の話と、 最後の話はみょうに胸に残りますよね。 と、 キャラ弁の話ってずるい! これは、 2巻も絶対に買う!
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