フェイクファー の商品レビュー
友人に借りる。 いい意味で、本当にいい意味で、同人誌を読んでるようだった。 なんていうんだろ…もう前からあらかじめ登場人物たちのことを知ってたような?そんな感覚で読んでた。それも、ありきたりだとか、どこでも描かれてるようなとか、そういう意味ではなくて、知らないはずなのに懐かしいに...
友人に借りる。 いい意味で、本当にいい意味で、同人誌を読んでるようだった。 なんていうんだろ…もう前からあらかじめ登場人物たちのことを知ってたような?そんな感覚で読んでた。それも、ありきたりだとか、どこでも描かれてるようなとか、そういう意味ではなくて、知らないはずなのに懐かしいにおいみたいな、そういう…なんだ…違和感のなさみたいな… ただ1ヶ月前ぐらいに読んだので、話は覚えてない…「いい感じだった」という印象だけが残ってる。でも「話は覚えてないけど好きだったということは覚えてる」って漫画は貴重なので、自分でも買うかも。
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何気なく手に取ったら、とても面白かった… キャラのビジュアルじゃなくて出来事でキャラ性出してくる漫画って貴重… 表題作のフェイクファーって言葉の意味、かけてる感じ素敵すぎでは。もの悲しい感じが全体にして雰囲気が凄く良い… おまけで付いてる短編も異常に良くて満足感がすごい。 表紙絵...
何気なく手に取ったら、とても面白かった… キャラのビジュアルじゃなくて出来事でキャラ性出してくる漫画って貴重… 表題作のフェイクファーって言葉の意味、かけてる感じ素敵すぎでは。もの悲しい感じが全体にして雰囲気が凄く良い… おまけで付いてる短編も異常に良くて満足感がすごい。 表紙絵で思っているより開いたらはるかに絵が素敵で、中の扉絵を表紙にすればよかったのではと思いました。失礼でごめんなさい。
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虫歯さんの絵はすっきりしていて読みやすい。まず絵が好き。そして人物の心情が丁寧に描かれているから読んでるとグッと胸にくるものがある。 「『オレのところに帰ってきてくれればいい』なんて思ってない …留守番は嫌だ どこにも行かないでくれ」 どこか遠くへ行きたいと思っている烏星に「...
虫歯さんの絵はすっきりしていて読みやすい。まず絵が好き。そして人物の心情が丁寧に描かれているから読んでるとグッと胸にくるものがある。 「『オレのところに帰ってきてくれればいい』なんて思ってない …留守番は嫌だ どこにも行かないでくれ」 どこか遠くへ行きたいと思っている烏星に「どれだけ遠くへ行ってもいい 烏星の行きたい所に行けばいいんだよ」って言って包容力見せつけた!って思ったら、一晩経って上記のセリフが出ちゃう、寂しがりな雨井がかわいかった。
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映画のような構成が上手い。 絵柄に一癖あり遠ざけていた部分があったけれど、読み終わる頃にはそんなこと気にならなくなるほど、ゆったりと流れる時間の流れが心地よかった。
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同人誌のときから大注目していた作家さんの初単行本。絵にも安定感があって、キャラクターも非常に魅力的。ストーリーもしっかりしていて、満足度の高い一冊でした。これからの作品がとても楽しみです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どこか遠く、自分が許される場所へ。烏星はゲイである自分に誰より罪悪感を抱いていて否定的で、自分がまともな幸せを手に入れられるわけないとセフレしか作ってこなかった。そんな諦めてきた烏星が雨井だけは諦めきれず、嫌だと泣くシーンが印象的だった。幸せになれてよかった。確かに見た目的には雨井は男らしいとは言えないけど、ある意味とても男らしいと思う。ていうか、すごい尽くすタイプだよね…w一緒に住む前から烏星が家に来ると「おかえり」って言葉で出迎えるのが何だか好きだった。あったかい…。
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