超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版 の商品レビュー
この本は、ニーチェという哲学者の言葉が入った本となっています。初めて読んだとき、何を言っているか分かりませんでした。しかし、何度も読んでいるうちに少しずつ頭に入ってくる気がします。自分自身や友人、社会や愛について、ストンと入ってくるような気分になります。 自分が一番印象に残った...
この本は、ニーチェという哲学者の言葉が入った本となっています。初めて読んだとき、何を言っているか分かりませんでした。しかし、何度も読んでいるうちに少しずつ頭に入ってくる気がします。自分自身や友人、社会や愛について、ストンと入ってくるような気分になります。 自分が一番印象に残った言葉は『読むべき書物』という言葉であり、今までどんな本を読んできたのか考えさせられる言葉でした。 【若松商業高校】
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すいすい読めたけど 正直閉じたくなるページもあった。 自分に当てはまるから。 何度でも読み返して自分に喝をいれたい
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100年以上も前を生きた人の言葉なのに、なぜか現代人に向けられたものでもあるように感じる。(SNS中毒に向けたような言葉とか)
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やっぱ格言集はいいな。 気が引き締まるし、読み返すたびに心の琴線に触れる言葉が変わっていて、自分の変化を感じられる。 哲学系の本は基本何言ってるか理解し難いけど、この本は分かりやすい言葉にされてるからさらさら読めた。 ニーチェの言葉からは深い人間洞察力がうかがえ、考えて生きるっ...
やっぱ格言集はいいな。 気が引き締まるし、読み返すたびに心の琴線に触れる言葉が変わっていて、自分の変化を感じられる。 哲学系の本は基本何言ってるか理解し難いけど、この本は分かりやすい言葉にされてるからさらさら読めた。 ニーチェの言葉からは深い人間洞察力がうかがえ、考えて生きるって大事だなぁ、と小学生並の感想を抱かされた。そして結構人間臭い?言葉も多く、現代人の自分もハッとさせられることが多かった。哲学者はよくわからない理論をこねくり回してるイメージしかなかったので意外だった。 ・人が認める理由 そのことについて何も知らないから それが世にありふれているように見えるから すでにその事実が起こっているから ・人に物事を伝えるとき いかにもそれが周知の少し古い事柄であるかのように話して伝える。 ・独創的になるためには 多くの人が取るに足りないと思って安易に見過ごしてきたものを、まるでとても新しいものであるかのように見直す眼を持つ人が独創的なのだ
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納得したり自分の逃げに気付いたり前向きな気持ちになったりした、今後事あるごとに読み返しては頑張ろうと思えそう、総じて強い励ましの言葉に感じた 神は死んだ しか覚えていなかったけどこんなに身近な部分のことに対しても考えて言葉を残してくれていたのかと急に親近感笑 「今を生きる人のため...
納得したり自分の逃げに気付いたり前向きな気持ちになったりした、今後事あるごとに読み返しては頑張ろうと思えそう、総じて強い励ましの言葉に感じた 神は死んだ しか覚えていなかったけどこんなに身近な部分のことに対しても考えて言葉を残してくれていたのかと急に親近感笑 「今を生きる人のための哲学」ほんとにこれだなあ
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前向きになれる言葉の数々。 ポジティブな言葉のシャワーに溢れた一冊。 今すぐ行動したくなるように、背中を力強く押してくれる。 そんな心強い味方になってくれるような珠玉の名言たちだった。 今すぐに実践に移していきたい。
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悩みをすっと楽にしてくれる本。どの言葉も本質をついていて、複雑な社会、世界をシンプルなものに変えてくれる。 人生に迷う度に開きたい。その時々で、視点が異なって見えてきそう。 哲学は難しいもの、と思ったけど、深く入り込みたくなった。名著ツァラトゥストラも読みたい。
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たまに読み返したい本。 独創的であるということは、新しいことを見つけることではなく、皆が見逃している既にあるものを、発掘すること。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
哲学というと実に難解なイメージがあります。 小難しい言葉遣いで滔々と私たちをまくしたて、なんなら分からないこちらが悪者であるとのたまう、そんな謎な高圧的キャラを想像してしまう程。 ・・・ その晦渋さにあって、ニーチェ、です。 私には、とっつきづらい、体系化していない、断片的、だけれども美しいアフォリズム、というイメージがありました。要は敬遠していました。だから、これまで読んだニーチェ作品は僅か一冊。しかもつい昨年のこと。 ・・・ で、恐る恐る本作を読みました。ん? 意外や意外、何だかイイ奴な感じ。めっちゃポジティブ。あれ?ニーチェってこんなんだったっけ?っと首を傾げる。 噂では、とんがった感じの取っつきづらい奴、ということだったのに、話してみたら、意外といい奴だった、そんな感じです。 ・・・ 何でだろう? 考えたのですが、きっとその理由は本の構成にあります。 本作はニーチェの作品、「人間的な、あまりに人間的な」「曙光」「力への意志」「悦ばしき知識」「偶像の黄昏」「ショウペンハウアー」「善悪の彼岸」「さまざまな意見と箴言」「漂泊者とその陰」「ツァラトゥストラはかく語りき」等々を網羅したうえ、これを以下の項目に再構成しているのです。 「己について」「喜について」「生について」「心について」「友について」「世について」「人について」「愛について」「知について」「美について」 当然の事ながら項目に合致した箴言・アフォリズムのみを集めた作品になっています。しかも、エッセンシャル版ということで、元作品からさらに厳選し、まとめているということになります。 ・・・ うーむ。 ない物ねだりばかリで申し訳ないが、どうも野趣が損なわれた精白糖のような読み応えです。個人的には、癖も雑味もある黒糖からその個性・強さを感じたかった。矛盾する箴言を呻吟しながら読み、そのなかに才気溢れる美しい表現を見出したかった、とか言ったら怒られますかね笑 だって、なんか毒気が抜かれた感があるんですよ。 ただ、訳者的には面白かったんじゃないかなと思います。 一般に哲学は難しいというイメージがある中、ニーチェをこんなにもポジティブに再構築し、新たな一面を打ち出すことが出来たのですから。 あるいは、表紙のドイツ語Die Weltlich Weisheit。ここにヒントがありますかね。「世俗の知恵」、みたいに訳すのでしょうか。つまり、彼岸の世界とか、真理みたいな話ではなく、あくまで世俗の生き方に限定してお送りしてます、みたいな選別をしたのかもしれません。ならばこの物分かりの良さもわかる気もします。 ・・・ ということで明るいニーチェ再構築版抄、とでもいった作品でした。 この作品はどういう方にお勧めできるんでしょう? ポジティブな作品なので、単純に落ち込んでいる人には良いのでしょうが、それで「哲学者の本を読んでみた」というと大分ミスリーディングな気がします。 むしろ思想系の研究者や文章家がもって、気になる項目に関する気の利いた箴言を探す、みたいな使い方はできるのかな、と思いました。 あと、ドイツ語学習者は翻訳の参考に使えるのかな。というのは、訳者の日本語はマジで読みやすいんです。私も学生時代に、ハイデガーやガダマー、カントなどを原書で読まされましたが、関係節がだらだらだらだら続くドイツ語をどう訳出すればよいのかと辟易したものです。タイトルも「超訳」と銘打っていますが、まさに訳のヒントが隠されているかもしれませんね。
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ニーチェの言葉は、 暗闇を耐え抜くための言葉たちではない。 気づいた時には光の差す方へ歩みを進ませている。 あれ、なんか心も体も軽くなってるじゃん!笑
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