18歳からの社会保障読本 の商品レビュー
経済学視点での社会保障について、その基礎をわかりやすく解いています。 需要の価格弾力性、ラムゼーの逆弾力性の命題、ダグラス、有沢の法則など。
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2015年初版と、多少、古い点もあるが日本の社会保障制度が体系的にまとめられている。 日本の社会保障制度の基本知識を得るには良い 本多と思う。
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2018年10月号の士業(連合会発行)の月刊誌で、この著者の論文が一部取り上げられていたので、とりあえず手に取りました(が、まだ読んでいません)。 第5章で”子供は親を選べない”リスクについて書かれています。児童虐待しかり、親の介護しかり。 せっかくある社会保障制度なんだから、正...
2018年10月号の士業(連合会発行)の月刊誌で、この著者の論文が一部取り上げられていたので、とりあえず手に取りました(が、まだ読んでいません)。 第5章で”子供は親を選べない”リスクについて書かれています。児童虐待しかり、親の介護しかり。 せっかくある社会保障制度なんだから、正しく知り上手に活用すべき。親の介護からは(きちんと行政につなげて)逃げても良いと思っています。
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所得の再分配前は諸外国より良いが、所得の再分配後は諸外国より悪いというのが驚きだった。つまり、単純にもらう給料としては諸外国より貧富の差がないから再分配も諸外国なみにやればかなり良い国となるのに、再分配が下手すぎて最終結果はわりと貧富の差がある国になっちゃってる、と。 女性の働...
所得の再分配前は諸外国より良いが、所得の再分配後は諸外国より悪いというのが驚きだった。つまり、単純にもらう給料としては諸外国より貧富の差がないから再分配も諸外国なみにやればかなり良い国となるのに、再分配が下手すぎて最終結果はわりと貧富の差がある国になっちゃってる、と。 女性の働きやすさと出生率が比例するというのはポジティブなことだからよく引き合いに出されるけど、まだ因果を示せていない事例である、との部分も面白かった。 説明が丁寧、物腰が柔らかで読みやすかった。
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社会保障制度とその周りの事項に、主に統計情報を活用してちょっと物申している感じ。 「女性の社会進出は出生率に寄与しない」とか、世の中のことに疑問を投げかける姿勢は好きです。 ただ、自分が 18 歳のときに、この本を読んでそこまで色々考えられたかどうかは、甚だ疑問です ^^;
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