宇宙飛行士という仕事 の商品レビュー
宇宙飛行士も他の仕事も実は優劣はないということが滲み出ている本 仕事をする人全てにおすすめ。 どんな職業でも求められる資質は究極的には同じ。
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宇宙飛行士をスペースシャトルに乗せる宇宙飛行士の枠確保など、本物のシビアな交渉をしてこられたのだなと尊敬の念。
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宇宙開発の歴史、宇宙飛行士の選抜、訓練、役割、これからの展望が一冊にまとまっている本。 2015年時点の情報で、すでに更新されている内容もあるものの自分の知識のベースとしてはいい感じ。ためになった
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宇宙飛行士の歩み、活動についての章は興味がなかったので割愛。選抜試験と求められる資質がパイロットに重なる部分があると教わり読了した。 宇宙飛行士選抜試験の目的は宇宙で役に立つ能力を獲得しうる人材を選択すること。 ソ連では健全な肉体、精神心理の安定性、強固な意志、明確な目的意識、...
宇宙飛行士の歩み、活動についての章は興味がなかったので割愛。選抜試験と求められる資質がパイロットに重なる部分があると教わり読了した。 宇宙飛行士選抜試験の目的は宇宙で役に立つ能力を獲得しうる人材を選択すること。 ソ連では健全な肉体、精神心理の安定性、強固な意志、明確な目的意識、協調性、真摯さを求めてきた歴史がある。 NASAでは経験の応用性、操作能力、チームプレイ、経験の多様性、頑張る気質、謙虚と自己主張のバランス、成熟、自発性、状況認識と判断、NASAのよき代表者、魅力、激しすぎない、柔軟性を宇宙飛行士の資質として求めてきた。加えて最後にこいつと一緒に飛びたいか?との総合判断が加わる。NASAのこれらの要件は一般的にパイロットに求められる資質と酷似すると感じる。また、五段階の選抜過程において書類審査で絞るのがNASAの特徴と言える。特に応募者の同僚、上司からの推薦書を求め、それをもとに判断する。背景に応募者はつい受かるためにリップサービスをしてしまうが、それは双方にとって何の足しにもならない、という認識がある。その後のインタビューでは経験と潜在能力、動機、チームメンバーとしての整合性、意思疎通能力を確認する。最後にこの応募者と一緒に飛べるか、との観点で判断する。 JAXAはNASAの考え方を踏襲した選抜を行っている。また、ロボットアームや選外宇宙活動の技術確認は民間航空機用のパイロット試験を行った。加えてセレクトイン法(良いものを選ぶ)ではなく、セレクトアウト法(劣るものを外す)を適用した。要するに基準をクリアしていれば合格である。面接では志望動機、環境変化の対応力、ストレス環境下での行動経験(挫折、意見が合わないときの対処法)、協調活動の有無等を複数項目で評価。面接直後に各評価員の評価レポートを一覧表にして全員で確認した。
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宇宙飛行士のポジティブぶりを自分とくらべるとなんだか泣ける。宇宙飛行士には余計な作業が山のように降ってきていると思うのだが、全部こなしちゃうのね。
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