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桜花忍法帖 バジリスク新章(下) の商品レビュー

2.7

9件のお客様レビュー

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2024/09/16

パラレルワールド落ちとは予想しなかったなぁ.後半どんどん死んでいくのでずっと「うわー」ってなりながら読んでました.

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2023/03/05

忍術がぶっ飛びすぎており原作の方が圧倒的に楽しめた。 出てくる登場人物は敵味方問わず、割と好きでした!

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2018/03/18

(上下巻共通) 甲賀忍法帖、と言うよりはバジリスクの続編ですね。 風太郎の系譜にするには、ちょっと、湿っぽさが多い感じ。 伊賀、甲賀が、甲賀忍法帖での合戦の結果、化け物的な忍者が少なくなっているというのが、設定として面白い感じ。 主人公ペアと第三グループの忍法の説明が妙に SF ...

(上下巻共通) 甲賀忍法帖、と言うよりはバジリスクの続編ですね。 風太郎の系譜にするには、ちょっと、湿っぽさが多い感じ。 伊賀、甲賀が、甲賀忍法帖での合戦の結果、化け物的な忍者が少なくなっているというのが、設定として面白い感じ。 主人公ペアと第三グループの忍法の説明が妙に SF 的なのは、さすが作者と言ったところ。

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2017/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「甲賀忍法帖」の正統なる続編の下巻。「甲賀忍法帖」の続編として読むには内容が「うーん」という感じ。敵キャラの成尋衆の忍法が時代に沿っておらず時代劇というよりはSFという感じ。それでも忍者同士の対決シーンは良かったし、救いのあるラストで良かったと思う。その点は評価。「話をオマージュした別物」と考えて読んだ方が楽しめるかなあ。主人公たちにあまりスポットが当たっていなかった点も残念。感想はこんなところです。

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2022/07/09

下巻もくどい説明の箇所に辟易。 八郎も響も存在感が薄いし、転寝以外の五宝連も五花撰の面子もキャラが薄いので、あまり話に入り込めないまま叢雲決戦に突入。え?桜花散る時になって急にドラマチックにおもしろくなるのはこれ如何にw散り際の仕掛けが後を引き継ぐ者の忍法と絡み、無敵の超能力忍法...

下巻もくどい説明の箇所に辟易。 八郎も響も存在感が薄いし、転寝以外の五宝連も五花撰の面子もキャラが薄いので、あまり話に入り込めないまま叢雲決戦に突入。え?桜花散る時になって急にドラマチックにおもしろくなるのはこれ如何にw散り際の仕掛けが後を引き継ぐ者の忍法と絡み、無敵の超能力忍法を破るのが痛快。やっと最後に忍法帖らしくなった。 「桜はどれも散る桜には相違ないが、同時にまた、来年には咲き戻ってくる桜でもあるんだぜ」…再び胸の中に谺する転寝の言葉が、忍者の宿命の儚さに一筋の光を残す。

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2016/05/02

一度は退いたはずの異形の忍者集団・成尋衆が再び現れた。世に平穏を取り戻すため、甲賀五宝連と伊賀五花撰は死地へ挑む。

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2016/02/12

 「甲賀忍法帖」の壮絶な戦いののち、新たな強敵である成尋衆に伊賀と甲賀の忍者たちが命を懸けて最後の戦いに挑む。  上巻で成尋衆のあまりにも強すぎる様子が展開したので、この強敵にあの伊賀と甲賀の個性的な忍者たちがどのように立ち向かっていくのかが楽しみで読み進めていきました。  ...

 「甲賀忍法帖」の壮絶な戦いののち、新たな強敵である成尋衆に伊賀と甲賀の忍者たちが命を懸けて最後の戦いに挑む。  上巻で成尋衆のあまりにも強すぎる様子が展開したので、この強敵にあの伊賀と甲賀の個性的な忍者たちがどのように立ち向かっていくのかが楽しみで読み進めていきました。  立ち向かう伊賀と甲賀の忍者たちは、特殊な忍術を使えるだけでなく、性格もそれぞれが個性的に描かれ、読み進めていくうちに一人一人に愛着がわき、どうしても結末が気になってしまいました。  「甲賀忍法帖」の山田風太郎は、医学的な観点からの忍術でしたが、今作の山田正紀はSF作家だけに科学的な観点の忍術が多かったです。  物語の展開も忍者小説でありながら、宇宙観を感じさせるSFの世界を想像させました。  結末はやはり寂しい終わり方でした。

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2016/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった、面白くなかったで言えばべらぼうに面白かった。しかし、期待させていた路線が(ミスリード意図かもしれないけど)雲散霧消したり、ロジックが逆転したりする所があったりとで兎に角混乱した。ラスト付近の壮大すぎるオチには少々理解がおっつかない所があったものの、まぁなんとか飲み込めた。 しかし本作があえて山田風太郎忍法帖、あるいはそれを原作とする漫画作品を下敷きとしたことについては少々疑問。まぁ、死んだ20忍のことをものすごく湿っぽく扱ってる部分については『バジリスク』の系譜ともいえるかもしれませんが… 面白かった部分については、恐らく主軸であろう「忍法合戦」のくだりで、忍法帖シリーズを愛読している私でも「忍法」と呼ぶことが憚られるような荒唐無稽な忍法(他のはともかく、「魔獣召喚」が本当に魔獣召喚なのには噴いた)が相手なものの、最終章で数でも数えるかのようにバタバタ畳みかけるように死んでいく様はまさしく"忍法帖"的な展開であったかと。忍法や忍者のネーミング(「魔獣召喚」以外)、キャラ付けもそれっぽくて良いですね。 あのラストは、上巻から筆を尽くして語られていたように「強大なエネルギーのぶつかりあい」からの「その時不思議なことが起こった」的な現象で、ある意味ベタともいえるものですが、「瞳術同士の対決」「神との闘い(神をも倒す手段)」、あとついでに「徳川家へのカウンター」といったあたりにも決着をつけるもんだったのでしょうなぁ。

Posted byブクログ

2016/01/06

【幕が下がって僕は安堵した】 このままこのようなタイトルが並ぶのだろうか。日々の生活に小説がなくてはならない、小説偏愛者のみなさんへ。と宣いながらこの程度なのだろうか。そもそもライト層狙いなのだろうか。あまりにも杜撰だ。ライト層を偏愛者と呼ぶのならば、僕自身が認識を改めなければ...

【幕が下がって僕は安堵した】 このままこのようなタイトルが並ぶのだろうか。日々の生活に小説がなくてはならない、小説偏愛者のみなさんへ。と宣いながらこの程度なのだろうか。そもそもライト層狙いなのだろうか。あまりにも杜撰だ。ライト層を偏愛者と呼ぶのならば、僕自身が認識を改めなければならないだろう。 あくまでも個人的な意見ではあるが、期待していただけに残念だった。

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