髙島野十郎 光と闇、魂の軌跡 の商品レビュー
大好きな髙島野十郎展、行ってきました 他にも本があるかしらと探してみました なんと、大好きな川上弘美さんも絶賛されてる! 「立ち止まってしまう絵」 一枚の絵の前に、1分以上は必ず立ち止まってしまう (生物学科でらっしゃった川上さん)魚介類の観察図に対して~こんなふうに正確で美し...
大好きな髙島野十郎展、行ってきました 他にも本があるかしらと探してみました なんと、大好きな川上弘美さんも絶賛されてる! 「立ち止まってしまう絵」 一枚の絵の前に、1分以上は必ず立ち止まってしまう (生物学科でらっしゃった川上さん)魚介類の観察図に対して~こんなふうに正確で美しいスケッチができる人が本当に存在するんだ!!!という驚きのため、ことに長い という文章には頷いてしまった 井浦新さんの感想も共感 「光も闇も見えていた人」 風景の葉一枚一枚に念みたいなものを感じて鳥肌が立ちます 闇も光のどちらも見つめているから闇が描けるし闇をもっているから光に満ちたこの世ならぬ世界も描ける 本当に、絵の前でしばらく動けなくなるし感情が揺さぶられてしまうんです 静物画でただ今そこにあるものに対しての愛情がこんなに真摯に感じられることは今までなかったです りんご、からすうり、けしが印象的 月シリーズも穏やかな気持ちになれる 短歌や詩歌も素晴らしい ふるさとも今はなき身の海に来て母にまみゆる母よ我がうみ 父母の墓と思ふにあらざれどなんとて来しかここよ筑紫野 花も散り世はこともなくひたすらにただあかあかと陽は照りてあり
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最高。痺れる。久々に絵を見て泣きそうになった。本物を見たら、、どんな気持ちになるだろうか。 祈りたくなるような、懐かしいような、親近感の湧く絵だった。
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