超入門 不動産の教科書 の商品レビュー

徳本友一郎(著者)

2023/11/21

まとめ読みした不動産実務マニュアルの内の1冊。
著者は株式会社スタイルシステムのご代表、徳本友一郎氏。

不動産の売買は調査項目や資金計画など考える事や気を付けるべきことが非常に多くあるが、それらをうまく噛み砕いて解説されている。
『2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ』に比べてあっさりしている印象も受けたが、実践してみないとわからない細かい注意点にも細やかに触れられていたように思う。

購入予算の計算方法に丸々一章割かれており、これが非常にわかりやすかった。
他の書籍だといまいちピンとこずわかりにくかったが、ざっくり計算からもっと深く借りられる金額、返せる金額、年間の返済負担率、例を提示して一つ一つ丁寧に試算されており、読みながら一緒に電卓を叩いて漸く理解ができた気がする。

記録よりも記憶に残る人。
私は営業ではないので記録は求められずお客様と密接にかかわることはないが、宅建士としてできる限りお客様のマイホーム購入の良い思い出に残りたいと思う。

2019/04/07

不動産について基礎から知るための1冊。

不動産業者の仕事、契約から引渡しまでの流れがわかる。

法務局、市区町村窓口で取得できる資料からどういった情報が読み取れるかや、現地を見に行った時にはどこを確認したら良いか、不動産業者は理解していても一般消費者は知らないので、購入前や契約前には事前に調べる必要があると感じた。

FPとしては、お客様のライフプランまで考慮した提案が求められる。
購入時の住宅ローン(控除)だけでなく、将来売却、相続した際にかかる税金についての知識が必要である。