面白ければなんでもあり の商品レビュー
この本で紹介しているライトノベルは全然読んだことがなく、アニメで多少は名前を知っている程度の知識ではあるが、そのヒット作品の要因もさることながら、個人的にはそのことよりも編集者という仕事の一端を知ることが出来て、興味深いあった。 最後の方は編集者という以外にも、仕事に対しての...
この本で紹介しているライトノベルは全然読んだことがなく、アニメで多少は名前を知っている程度の知識ではあるが、そのヒット作品の要因もさることながら、個人的にはそのことよりも編集者という仕事の一端を知ることが出来て、興味深いあった。 最後の方は編集者という以外にも、仕事に対しての姿勢や気持ちの持ち方などもあり参考になる。 それにしても編集者もそうだが、作家やイラストレーターなどなど本当に第一線のクリエイティブなことに携わる人たちって、仕事が大変なことが当たり前というのも行間に感じられるも、それに屈せず、いかに仕事で読者やファンを喜ばすことに生きがいがあるのだなあと思った。
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ひとつだけ他の編集者と唯一違っていたところがあるとしたら、「明るく楽しく!」どんなことでも、明るく楽しんでやることです。 編集者として仕事をしていて学んだことのひとつは、どんな状況も前向きに捉え、今自分がやっていることを楽しめる人が最後には笑っている。 僕はこの「なんでもかんでも...
ひとつだけ他の編集者と唯一違っていたところがあるとしたら、「明るく楽しく!」どんなことでも、明るく楽しんでやることです。 編集者として仕事をしていて学んだことのひとつは、どんな状況も前向きに捉え、今自分がやっていることを楽しめる人が最後には笑っている。 僕はこの「なんでもかんでも物事を楽しく進める方法」は「人生を加点方で眺める」ことで、たくさんの悩みや問題を乗り越えることができました。 昔読んだおもしろいなーって思った本をかなり担当していた人で、読者レベルですごいし、有名な人なんやろうなーと思ってて、読んだら働き方がやっぱすごいな。見城さんにかなり近い気がする、 編集者っていう仕事、自分にはほんまに向いてないけど、一回はやってみたい仕事ではあるな・・・
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ようは明るく楽しく加点法。 家訓、想定読者、安全地帯からの冒険、トレンド、すっきり感、キャッチー、外見/内面、憧れ/愛嬌ギャップを意識 見せ場を作ってお膳立て 期待を裏切らず不安を裏切る 加点法、細かい整合性読者の全員に甘えない 作家より作品に詳しくなるイラストは起爆剤 あら...
ようは明るく楽しく加点法。 家訓、想定読者、安全地帯からの冒険、トレンド、すっきり感、キャッチー、外見/内面、憧れ/愛嬌ギャップを意識 見せ場を作ってお膳立て 期待を裏切らず不安を裏切る 加点法、細かい整合性読者の全員に甘えない 作家より作品に詳しくなるイラストは起爆剤 あらすじは自己PR トラブルは信頼関係 ラノベを読まない人でも楽しめる編集者に関する本。
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とても情熱のある方みたいで、担当してもらった作家さんは売れる売れないに関わらず一緒に仕事ができて、幸せだろうなと思う
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もろ今の仕事に直結する部分が多く、期待したよりも面白かったし、読んでよかった。 当たり前の話だが、三木さんが作家の才能を愛していて、それをなんとか売り出そうとしてきた結果が仕事に繋がっているんだな、と感じた。SAOのところで、本当に時間がない中打ち合わせまでにWEBにある膨大な量...
もろ今の仕事に直結する部分が多く、期待したよりも面白かったし、読んでよかった。 当たり前の話だが、三木さんが作家の才能を愛していて、それをなんとか売り出そうとしてきた結果が仕事に繋がっているんだな、と感じた。SAOのところで、本当に時間がない中打ち合わせまでにWEBにある膨大な量の小説を読んでいく、というのはなかなか真似できることではない。 あとは、打ち合わせなど作家に対しては、なるべく明るく振る舞うようにしているというのも、印象的だった。確かジャンプのワンピースの編集担当者も、テレビで電話に出るときは常にハイテンションを心がけていると言っていた。些細なことだが、これって重要だなと思う。 以下は参考になったことのメモ。 ・作家の性癖を出して作品の家訓にする ・過去の自分を想定読者にする ・扱うものがマイナーでも、想定読者に刺さるのであれば広がりがあるはず ex弱虫ペダル、ヒカルの碁、ちはやふる…… ・想定読者に媚びたトレンド(上向きか下向きか)を意識する ・見せ場シーンを決めて、その間はそれをお膳立てするストーリーの作り方(クライミングでルートを決めるようなイメージ) ・魅力あるキャラには読者の共感が必要。そのために憧れる部分だけでなく、愛嬌のある部分が重要。 ・読者に甘えない。例えば、シャナでは必ず各巻の冒頭で世界観に関する言葉の説明を入れている ・カラー口絵は15秒のテレビCM ・あらすじはストーリーを紹介するだけではなく、最大のアピールをする場 ・メディアミックスは家訓を新たに再定義すること
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名物編集者三木一馬氏による半自伝的創作論(といっていいかな)。クリエイティブに携わる人には参考になる。
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電撃文庫の編集さんの仕事論的な本。 挿絵がちょこちょこあるのとセリフの引用なんかも多いので、電車の中で読むには向きません(笑 ボリュームも軽めなので家でちょこっと読めちゃうかと。 読んだ感想としては、面白い話を世の中に出すのには、作家の力だけでなく、ラノベであればイラストも必要...
電撃文庫の編集さんの仕事論的な本。 挿絵がちょこちょこあるのとセリフの引用なんかも多いので、電車の中で読むには向きません(笑 ボリュームも軽めなので家でちょこっと読めちゃうかと。 読んだ感想としては、面白い話を世の中に出すのには、作家の力だけでなく、ラノベであればイラストも必要だし、編集さんの力ってのが大きいということ。前にピクサーの「ピクサー流 創造するちから」を読んだ時も思ったのですが、チームでレビューしながら作った物語って面白いし、ツボを踏まえてる。ラノベにしても、通常のある種神聖化された文芸チックな作家さんよりもラノベ作家の方がチームワークの余地がありそうで、それゆえに面白い話が量産されてるのかな、なんてコトを思いました。 あと、全くラノベと関係の無い私のような仕事でもソコソコ活かせるようなTipsも散りばめられてました。 ・自分の「性癖」を意識して、作品の骨子となる「家訓」を決めるということ ・些細な「読みづらさ」の積み重なりが「面白くない」という烙印を生むということ ・タイトル付けの重要性(普遍的なメゾットは無いようですが) ラノベ読みなら、一度読んでみても良いのでは。
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寝る暇を削って仕事に打ち込める情熱がとにかく凄いと思います。 自分の「性癖」に従い家訓を決めるやり方は、小説創作に限らず、打ち込める趣味や仕事の天職探しにも通じるものかと思います。
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【熱い想いが込められた本。】 三木さんご本人にお会いしてから読んだことで、ただ読む本とは印象が変わったかもしれませんが…どこを取っても読みやすく、親切で、熱い想いで勇気づけられる本でした。 なかなか垣間見ることのできない業界の裏側を知ることができます。 私の「作家になりたい!」と...
【熱い想いが込められた本。】 三木さんご本人にお会いしてから読んだことで、ただ読む本とは印象が変わったかもしれませんが…どこを取っても読みやすく、親切で、熱い想いで勇気づけられる本でした。 なかなか垣間見ることのできない業界の裏側を知ることができます。 私の「作家になりたい!」という幼心がキラキラと輝きだしました。
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電撃文庫の編集者を経験してきた著者の本。『とある魔術の禁書目録』や『灼眼のシャナ』がどのように作られたのかが書いてあった。 残念ながら、自分はこの本で紹介しているライトノベルを全く読んだことがないのだけど、どういう風に作られていくかが分かって、まあまあ面白かった。 なお、ライトノ...
電撃文庫の編集者を経験してきた著者の本。『とある魔術の禁書目録』や『灼眼のシャナ』がどのように作られたのかが書いてあった。 残念ながら、自分はこの本で紹介しているライトノベルを全く読んだことがないのだけど、どういう風に作られていくかが分かって、まあまあ面白かった。 なお、ライトノベルを書く上で特に問題なのは、『やりたいこと』からどんどんズレていってしまったことで作家自身が物語の展開や方向性に迷い、作品を完結させられなくなってしまうことなのだとか。ハルヒはいつになったら続きがでるのだろか……。 後、『とある魔術の禁書目録』を名前しか知らないので、作者の鎌池和馬さんのことは全く知らなかったのだけど、なんだかすごい人物らしい。すでに一年分のストックがあるのだとか。そんな人いるのか……。後、この本で『とある科学の超電磁砲』がスピンオフ漫画だということも初めて知った。てっきり、作者が書いたスピンオフのライトノベルなのかと……。 それと、小説の悪い文章と良い文章についても書かれていた。ようは、情景がイメージできないのが悪い文章なのだとか。自分は去年、小説家になろうで小説を投稿していたのだけど、頭の中でイメージしたものは面白いのに、いざ書いたのを読み返してみるとつまらないということがあって、困ったことがある。半年ぐらいそれでも頑張ったけど、挫折した(いつか続きを書こうと思って書けずじまい)。ところで、良い文章の例に出てくる『太郎』って誰だよ(多分、第二版では修正されてる)。 正直、ストーリーのアイデアはいろいろあって、小説として書いて発表するというもの面白いかもしれないと思ったことがある。ただ、そんなことに時間を使うのがあまりにも無駄な気がしてなかなか書けない。
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