都会のトム&ソーヤ 8 の商品レビュー

はやみねかおる(著者)

2024/06/04

いよいよ、ふたりの組み立てたゲームのテストプレイがなされる、ということで、ここでシリーズに一区切り、一種の大団円的なオチになるのか？と思いきや、当然そうはならず。
内人をテストプレイに使うと、主人公ながらチートキャラすぎて、万人向けのゲームにならんのでは…とも思っていたし。

2022/11/14

シリーズ8作目。
ようやく創也と内人の「怪人は夢に舞う」テストゲームスタート！栗井栄太ご一行様と内人をプレイヤーにしてゲームは進む。
今回も内人のサバイバル術が危機を救うことが何回もあった。敵なのに思わずジュリアスを助けてしまったり、内人の優しいところが沢山出ていて良かった。

ゲーム作りは自身の夢では無いと気付いた内人が、今後どういう方向に向かっていくのか…気になる。
創也はゲームを世に出したことで、もしかしたら人生で初めての挫折を味わったのかもしれない。でも気を取り直して、フィードバックを基に改訂版のゲームをまた作って欲しいな。

2022/04/04

人が傷つかないライトミステリだと思っていたのに、カラオケボックス吊り上げられて落下の危機や日本刀や矢で襲われたりで突然世界がハードボイルドになった…自信満々テストプレイで批評されてぺしゃんこになるあたり、中学生らしくて良い。ところで怪人役の衣装で黄金聖闘士の名を出しても分かる子何人いるんだ…

2019/06/09

ゲーム内容に魅力がない…栗井に酷評されていたからといえばそれまでだけど、話としてはおもしろく読みたい。

2016/01/25

ついにそんな日が来たか…。
ついにゲーム完成。そしてついに創也が…。

http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-1104.html

2016/01/10

実際にプレイしてみて、この創也が仕切ったこのゲームの隙と言うか穴を指摘される。挫折な訳だ。こっからどう大きくなるか楽しみである。それにしても内人のサバイバル能力は相変わらず凄い。漫画のMASTERキートンも軍人経験者のサバイバルなので好きなのだが、内人は日常的な(そんな日常なかなかないだろうけど)サバイバルなのでより一層好ましい。RRPGのスケールはこじんまりしているが中学生にはこの辺りが限界か?!

2015/12/15

三つ巴の戦いも定番になってきた。

内人のサバイバル能力がいかんなく発揮され、栗井栄太御一行も個性的に動き回り、いつもながら終始賑やかで楽しかった。
その分、創也の初めての敗北が辛かった。栗井栄太というプロからの駄目出しに打ちひしがれる創也にかける言葉も見つからない。
しかしここで負けを知ったからこそ、創也はさらに上を目指せるのだろう。物語はたいていそうなっている。ここであきらめる創也じゃないことを我々は知っている。

内人の夢はどんなだろう。いつ見つかるのだろう。

2015/12/08

奪われた「勇者の資格」をとりもどし、夢の世界から脱出するーー、新作ゲーム『怪人は夢に舞う』は完成した。伝説のゲームクリエイター集団「栗井栄太（くりいえいた）」とともにテストプレイに参加した内人（ないと）は勝利の条件、“自分が映らない鏡”を探し出すため、謎を解き、街を駆け巡る。「YA！」大ヒットシリーズ文庫版第八弾。