信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識 の商品レビュー
どの本でもよく似たことを言っているが、内容は良い。 長期投資ではリスクが減らないという点は、最初に見たときはよく分からなかったが、同じ株を10年持っている場合と、毎年の年始めに買って年末に売ることを10回繰り返した場合、どちらが高くなるか?と考えるとすんなり理解できた。
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池井戸潤の半沢直樹を地でいくような内容でした。 銀行員ってやつぁ、やっぱり汚ねぇ考えの守銭奴が多いんかな。笑 なんて、思いそうになる内容です。 でも確かに、銀行で給料振り込まれて、生活費そこから引き落としで、住所と名前割り出して、年齢わかってしまったらそこそこにその人の生活...
池井戸潤の半沢直樹を地でいくような内容でした。 銀行員ってやつぁ、やっぱり汚ねぇ考えの守銭奴が多いんかな。笑 なんて、思いそうになる内容です。 でも確かに、銀行で給料振り込まれて、生活費そこから引き落としで、住所と名前割り出して、年齢わかってしまったらそこそこにその人の生活環境まるわかりだよね。 下手したら、ATMで下ろす回数やら時間やら、銀行員は金の流れをすべて牛耳ってる中で、資産運用の相談とか!!!笑 それはカモだなぁ。 でも、銀行なら間違いない!って思う心理わかります。 そして、絶対銀行で投資信託買うな! っていうのも、一度買って体験したのでわかります。わたしは一年くらいで換金して、ほとんどプラマイゼロだったけど、おそらく銀行しか儲ける仕組みないわ。の投資信託でした。 すごいいろんな話聞いてくれて、丁寧に説明、相談までしてくれて、、、そんなカラクリも銀行員は一様に給料がバカ高い。 これをベースに考えたら、わたしのために使った時間はなんらかの見返りとして返ってくることを目指すわけよね。 そもそも時給が高い人間に相談してるだけで、投資のリスク抱えてるよね。笑 そんなふうに思えた一冊でした。 この本読まなくてもいいから、銀行でニーサや投資信託は絶対に買うな!です! 皆さんお見知りおきを!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2022/09/05:読了 P13-P14. 池井戸潤氏に「株価暴落」という作品がある。(中略)作者は、主人公に「指紋と同じだよ」と語らせる。「銀行員にとって、金の動きは偲文と同じ。いや、それ以上のことを語る重要な証言者たりうる。と続く。 (中略) 預金者の資金移動のデータは、その気になって使おうとすれば、マーケティングにも使える途方もないビッグ・データだ。仮に筆者が銀行側の人間で、顧客の資金移動データを自由に使える立場にあるとすれば、金融商品にセールスに引っ掛かりやすい「情弱」な顧客を割り出すための統計分析を行うだろう。 ------ 給与振り込み、生活費の出し入れ、家賃や公共料金のの支払いなどを1つの銀行口座で行っている場合、個人の生活パターンは、銀行につつぬけになり、お金の動きを分析される。銀行員を信じるような人間ならば、手数料の高い商品を何度も回転で買わされる良いカモになってしまうのが分かる本。 株や投資信託をやりたいなら、銀行を使わず、ネット証券を使うこと。銀行員のアドバイスは受けず、自分でやれるくらいの知識を持つことが必要と言うこと
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・運用するお金の中で、「リスク資産」を持つ「金額」を決める。 この場合、リスク資産を「一年で投資額の3分の1位の大損をするかもしれないが、平均的には銀行預金よりも5%利回りが高く、幸運なら大損の確率と同じ確率で4割ぐらい儲かるかもしれないもの」だと思って.いくら買いたいか金額を決...
・運用するお金の中で、「リスク資産」を持つ「金額」を決める。 この場合、リスク資産を「一年で投資額の3分の1位の大損をするかもしれないが、平均的には銀行預金よりも5%利回りが高く、幸運なら大損の確率と同じ確率で4割ぐらい儲かるかもしれないもの」だと思って.いくら買いたいか金額を決める。 ・「リスク資産」に配分したお金を50%TOPIX連動型のETFに、50%を外国株式に連動するインデックスファンドに投資する。商品選択の基準は、最も手数料の安いもの。 銘柄は、本書執筆時点で、 国内株式は「MAXISトピックス上場投信」(コード番号1348)、 外国株式は「ニッセイ外国株式インデックスファンド」または「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」のいずれか (現時点でより手数料安いのは後者。) ・確定拠出年金とNISAにはリスク資産を集中し、全体の合計で「国内株式)」「外国株式」が50%ずつになればいい。 両口座の利用額で足りない分については、ネット証券の口座で投資する。 ・「運用するお金」で「リスク資産」で持たないお金を「無リスク資産」で運用する。 内訳は①しばらく動かさないが絶対に損したくないお金は「個人向け国債・変動金利10年満期型」に ②頻繁に出し入れするお金は自己の預金か証券会社のMRF(マネーリザーブファンド)に配分する。 ③但し銀行預金は1人で1個あたり20,000,000円まで
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2015年139冊目。満足度★★★★★ 初心者には難しいところもある(新書なので説明が端折られている)が、内容の非常に濃い一冊
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初っ端から書いてあるけど、書名の結論としては、「ダメ」とのこと。 どちらかというと、マネー運用はこうしたらいいという話よりも、こういうことはしてはいけないという話が多かった。 まあ、簡単にまとめると、自分のお金のことなんだから人に任せるなということかな。特に、完全にお金の運用を任...
初っ端から書いてあるけど、書名の結論としては、「ダメ」とのこと。 どちらかというと、マネー運用はこうしたらいいという話よりも、こういうことはしてはいけないという話が多かった。 まあ、簡単にまとめると、自分のお金のことなんだから人に任せるなということかな。特に、完全にお金の運用を任せるラップ口座はダメだし、一見するとよさそうなバランスファンドもダメらしい(ただ、面倒くさがり屋な自分としては、ドルコスト平均法ぐらいは許してほしいところ)。 顧客の側がリスクについて相談したいなら、運用商品の販売に関わっていないファイナンシャルプランナーの門を叩くべきだとのこと。どこにその門があるのか書かれてなかったけど、あちこちにあるもんなのだろうか。 それと、株を売るタイミングについては、買値を気にするなとのことだ。まあ、自分が買ったときより安くなってたらどうしてももうちょっとあがってからってなるよね。 それにしても、転職回数12回ってすごいな。正直、こういう人のほうが信じられないような気がする(本書にも、自分みたいな経済アナリストも信用してはいけないというようなことが書いてあったけど)。
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銀行員の実態とそれを踏まえた上でどんな付き合い方をすればいいのかを説いた本。 騙されそうになったら、正しい知識を武器にして戦えばいい。 できれば付き合わない方がいいが、そうもいかないので実態を正しく理解し、こういう事情がありそうだなとそれとなーく匂わせて本音を誘って交渉するといい...
銀行員の実態とそれを踏まえた上でどんな付き合い方をすればいいのかを説いた本。 騙されそうになったら、正しい知識を武器にして戦えばいい。 できれば付き合わない方がいいが、そうもいかないので実態を正しく理解し、こういう事情がありそうだなとそれとなーく匂わせて本音を誘って交渉するといいかもしれません。
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銀行で買ってもいい運用商品は個人向け国債変動10年のみ ドルコスト平均法は有利ではない ドルコスト平均法が「悪い」とはいっていない 毎月分配型ファンドは買ってはいけない 手数料が高い 毎月の分配金を複利で運用すべし アクティブファンドは買ってはいけない 手数料が高い 過去の...
銀行で買ってもいい運用商品は個人向け国債変動10年のみ ドルコスト平均法は有利ではない ドルコスト平均法が「悪い」とはいっていない 毎月分配型ファンドは買ってはいけない 手数料が高い 毎月の分配金を複利で運用すべし アクティブファンドは買ってはいけない 手数料が高い 過去の成績がよくても未来の成績がいいとは限らない
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「ところが、銀行には、この「お金がない」という言い訳が通用しない。」 証券アナリストの知識を前提に話をしている。なので、内容は高度である。分かりやすく説明しようとしているが、前提知識がなければ突飛な考えにも思えるだろう。 私は、ドルコスト平均法の否定、長期投資の否定については...
「ところが、銀行には、この「お金がない」という言い訳が通用しない。」 証券アナリストの知識を前提に話をしている。なので、内容は高度である。分かりやすく説明しようとしているが、前提知識がなければ突飛な考えにも思えるだろう。 私は、ドルコスト平均法の否定、長期投資の否定については疑問を呈する。他の、著者の考えには基本的に賛同する。TOPIX連動ETFと個人向け国債変動10年を勧めいている点についても同意する。 金融に携わる人、現に投資している人には必読の本であろう。
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投資について真っ当なことが書いてあるように見受けられる。が、結局何が正解かは誰もわからないのでは。著者の言うことが、すべて正しいかどうかは神のみぞ知る。 結局は自分が納得して投資できるかどうかにかかっていると思う。しかしながら、山のようにある投資について書かれた本の中では、本書...
投資について真っ当なことが書いてあるように見受けられる。が、結局何が正解かは誰もわからないのでは。著者の言うことが、すべて正しいかどうかは神のみぞ知る。 結局は自分が納得して投資できるかどうかにかかっていると思う。しかしながら、山のようにある投資について書かれた本の中では、本書は説得力もあり納得できる。論旨も一貫性があると思う。お金の多寡にかかわらず運用に興味のある人は一読しておくべき本だと思う。
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