ひめゆりの塔 新装版 の商品レビュー
図書館の本棚を眺めていたら、そう言えばちゃんとは知らないなと手に取った。今の日本では考えられない戦争や愛国心、そして沖縄という特別な場所で起こった惨事。女子が竹槍を持って、何の打撃を与えられるのか、それすらも理解し得ない状況だった事も。想像だに、苦しい。
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もっと悲しくなるストーリーかと思ってました。 戦時中であっても昭和初期という時代でも、10代の女子なら恋したり、友情関係とか色々あって、悲惨な境遇ながらも青春があって、悲しいだけのストーリーではなくて、でもちょっと文章が読みにくかった。
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一言、残念。主題が素晴らしいのと対照的に、戦争の悲惨さと少女たちのひたむきさ、そこに感じるべき悲哀をうまく表現できていない。
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- ネタバレ
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タイトルは知っているけれど、小説を読んだことも映画を観たこともなかった作品(大多数の同世代が、同様であろう)を、今さらながら読んでみた。 小説としては、少々読みにくい。 (視点人物が前ぶれなく唐突に、次々と変わってゆく……。) しかしそこには、(作品自体はフィクションであっても)歴史が物語る歴然とした事実が積み重ねられているため……、身につまされる思いで読み進め“させられ”た。 沖縄戦についてはここで多くは語れない。何を語ってみても、チープな感想にしかならないから。 唯一言えること……日本人は、皆これを読むべし。 語らなくて良い、感想など言葉に表さなくて良いから……皆、「ひめゆりの塔」を一度は読むべし。 ★4つ、8ポイント。 2017.02.20.図。
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太平洋戦争末期の沖縄戦。女子師範と第一高女の女学生ばかりで、ひめゆり部隊が結成された。野戦病院を出発し、砲撃の中を米須(こめす)の洞窟へと向かった彼女たちの九十日。慕われた先生も、かけがえのない親友も、妹も……。死の行進を強いられ、戦場に散った青春への愛惜が胸に迫る名作。文字を大...
太平洋戦争末期の沖縄戦。女子師範と第一高女の女学生ばかりで、ひめゆり部隊が結成された。野戦病院を出発し、砲撃の中を米須(こめす)の洞窟へと向かった彼女たちの九十日。慕われた先生も、かけがえのない親友も、妹も……。死の行進を強いられ、戦場に散った青春への愛惜が胸に迫る名作。文字を大きくした新装版。
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