千年茶師の茶房録 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
見えない夢と、見えすぎて狂気に取り憑かれた夢が交差する、熱い青春ドラマ。ラスト付近の「闘茶」のくだりはとても利き茶をしていると思えないほどの狂乱と賑やかさが伝わってきました。 主人公がまったくお茶に詳しくないところからのスタート。不思議な茶師である市松さんと、燎さんが手とり足取り教えてくれるのですが、なんとも奥深い世界であり、同時に楽しみが待っている世界なのだと感じました。 同時に、現代に夢を持たずに生きる事や、思い焦がれた相手への執着やお茶への狂気などのドラマが読み応えがありました。
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友人の就職活動のため、おもてなしをする事になり お茶を手に入れに行った先での、出会い。 連続短編で、当然のことながらお茶が出てきて 非常に美味しそうです。 近場には、熱血お茶好きがいますし、すごい界隈です。 皆様色々な葛藤がある、というのも後半には出てきますが 読後の一番の謎は...
友人の就職活動のため、おもてなしをする事になり お茶を手に入れに行った先での、出会い。 連続短編で、当然のことながらお茶が出てきて 非常に美味しそうです。 近場には、熱血お茶好きがいますし、すごい界隈です。 皆様色々な葛藤がある、というのも後半には出てきますが 読後の一番の謎は、主人公の顔。 高校生の時点で9歳児の顔って…どれだけの童顔w お茶の味の追求の深さ、も面白そうですが 結局美味しく飲めればいいか~で終わります。 先人達のおかげ、でそんな事も言っていられるわけですが。 しかし最後…どこまで続くのでしょうか、奥は。 いやそれよりも就職。 時間がなかったとはいえ、一応下地を作った方が? とか 思ってしまう時点で、保守に走ってる現代人です。
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