1,800円以上の注文で送料無料

海部俊樹回想録 自我作古 の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/12/24

中日新聞の好評連載と書下し。平凡にして平凡にあらずー激動期の首相の思い出(2015年刊) ・はじめに ・第1章 総理への道 ・第2章 志を抱いて ・第3章 出世の階段 ・第4章 総理の日々 ・第5章 湾岸戦争 ・第6章 世界の首脳との交流 ・第7章 皇室とのかかわり ・第8章 海...

中日新聞の好評連載と書下し。平凡にして平凡にあらずー激動期の首相の思い出(2015年刊) ・はじめに ・第1章 総理への道 ・第2章 志を抱いて ・第3章 出世の階段 ・第4章 総理の日々 ・第5章 湾岸戦争 ・第6章 世界の首脳との交流 ・第7章 皇室とのかかわり ・第8章 海部おろし ・第9章 漂流、そして引退 ・第10章 語りきれなかった思い出 ・元首相秘書官の見た海部俊樹 ・出版までの経緯 ・あとがき 海部元首相には、新潮新書から出版された回顧録があるが、新書ということもあり、手軽には読めるものの重厚さには欠け、残念な感じが否めなかった。 本書は、単行本であるが、「記事になったのは、海部氏が実際に話したほんの一部」p205ということであり、やはり残念な感じが否めない。とは言え、本書を読むことにより、過小評価されがちな海部総理の事蹟を知ることが出来たのは、良かった。単行本化にあたって加えられた「元首相秘書官の見た海部俊樹」というのインタビューも良い。自分の使えた首相のことを悪く言う秘書官はいないと思うが、官僚から見た貴重な証言である。

Posted byブクログ