酒場學校の日々 の商品レビュー
酒場に来たんだから、酔わなきゃだめよ が、口癖 お互いの人生のいちばん輝いていた時期を知っている などなど 心に残る名フレーズと 微笑ましい至極のエピソードの数々 こんなお店をやりたいんだよ ママではなくマスターだけど。 いやマスターなんて呼ばれたくないな 上田さんは...
酒場に来たんだから、酔わなきゃだめよ が、口癖 お互いの人生のいちばん輝いていた時期を知っている などなど 心に残る名フレーズと 微笑ましい至極のエピソードの数々 こんなお店をやりたいんだよ ママではなくマスターだけど。 いやマスターなんて呼ばれたくないな 上田さんは「ねえさん」と呼び、ドン・ノゾミさんは「おかみさん」と呼ぶ そうだな、「にいさん」とか「おやじさん」とかが合うのかな 昔の男は素敵だな〜 一本筋が通ってる 最後まで一気読みだったな
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もっと早く出会いたかった。 本好き?詩や文学に興味がある人には文句なくおすすめの一冊。 新宿 ゴールデン街にあった「酒場(バア)學校」 もともとは草野心平が新宿一丁目に開いたバーで一度は閉店したが、当時そこで働いていたママ 禮子さんが草野心平の死後ゴールデン街に場所を移して開...
もっと早く出会いたかった。 本好き?詩や文学に興味がある人には文句なくおすすめの一冊。 新宿 ゴールデン街にあった「酒場(バア)學校」 もともとは草野心平が新宿一丁目に開いたバーで一度は閉店したが、当時そこで働いていたママ 禮子さんが草野心平の死後ゴールデン街に場所を移して開校したお店。 著者 金井真紀さんは2009年〜閉校する2013年までその店でママとして働くことに。 そこでの日々、出会ったさまざまな魅力的な人たちの貴重な記録。 読んでいると、訪れたこともない酒場(バア)の様子、登校してくる魅力的な人々が姿が浮かび上がってくる。 恥ずかしながら草野心平は、文学史上の人物として名前だけは知っていたけれど、作品にもふれてこなかった。まして、彼が生活のために酒場を開いていたとは知る由もなく。 しかし、草野心平さんのつながりで語られる詩人や學校に関わった人たちには、なじみ深い人々が多く、興味深く引き込まれた。 金井真紀さんが酒場學校に禮子さんに出会ってくれて本当によかった。こうしていま、長い歴史のほんの一部分だとしても、いきいきとしたその姿を読むことができるのだから。 最後は涙ながらに読み終えた。 くしくも明日は酒場學校が閉店した10月31日。
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