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100分de名著 良寛詩歌集(2015年12月) の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2020/06/03

この前に読んだ良寛さんの本の著者が書かれた100分Deシリーズの作品。内容的には、前書と同様なのですが、良寛さんの書をはじめとして図表が多く、とてもわかりやすかったです。

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2019/02/11

多分自分も昼行灯系(利口ではないけど…)。会社に入って働いてはいるけれど正直上手くいっていない。だから照らし合わせてみると何かヒントがあるのかもしれない。かといって良寛のような生き方はできない。でも,ちょっと他人と比較しているのを止めたり,ちょっとモノを持ちすぎているのかもしれな...

多分自分も昼行灯系(利口ではないけど…)。会社に入って働いてはいるけれど正直上手くいっていない。だから照らし合わせてみると何かヒントがあるのかもしれない。かといって良寛のような生き方はできない。でも,ちょっと他人と比較しているのを止めたり,ちょっとモノを持ちすぎているのかもしれない。そう,「何かを失うことで新しく見えてくるものがある」のだろうから。

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2016/04/08

2015.4.7 母が書道で良寛の詩を書いていたり、NHKの100分で名著、この本を録画しながら読んでいたので借りてよんだ。 読みやすく、良寛がどんな人だったのか分かりやすかった。 ただ、良寛の生き方から、今の自分の生き方の指針にはまだ出来なさそう。。。 僧侶として、自分の生き方...

2015.4.7 母が書道で良寛の詩を書いていたり、NHKの100分で名著、この本を録画しながら読んでいたので借りてよんだ。 読みやすく、良寛がどんな人だったのか分かりやすかった。 ただ、良寛の生き方から、今の自分の生き方の指針にはまだ出来なさそう。。。 僧侶として、自分の生き方を世の中に示すことで世の中の人に説法していた時代、今の僧侶とは違うよなぁ。

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2016/02/05

 良寛は多作な人で、約500首の漢詩と、約1400首の和歌を残しているが、随筆などをはじめとして自分のことを書いたものは残していないので、書物から直接彼の生涯を知ることはできない。しかしこの多くの良寛の詩歌を時系列に並べることによって、良寛の生涯がそのまま表現されるのではないか。...

 良寛は多作な人で、約500首の漢詩と、約1400首の和歌を残しているが、随筆などをはじめとして自分のことを書いたものは残していないので、書物から直接彼の生涯を知ることはできない。しかしこの多くの良寛の詩歌を時系列に並べることによって、良寛の生涯がそのまま表現されるのではないか。テキストの著者中野東禅禅師が、このテキストのタイトルを「良寛詩歌集」とした意味が少々わかるような気がした。  そもそも良寛についてはその名前以外に何も知らなかった。今回の放送テキストを読んで、初めて知ることばかりであった。なるほど「どん底目線」で見るから見えてくるものもある。  最近は良寛の書がもてはやされているという。「字」をわかって求めているなら良いのだが、有名人の手によるものだから人気があるのだろう。私から見ると特別に上手い字だとも思えない。しかしそこに彼の人生を重ね合わせた時、その人生さえ文字に現れているように見えた。そういう味わいを感じさせる良寛の書であった。  今回良寛に触れることができて良かった。そうでなければ一生良寛を知らずに終えたかもしれない。もう一度放送をじっくり見直したい。幸いNHK オンデマンドにラインナップされている。これでゆっくりと見直すことができそうだ。

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2016/01/17

最近ご無沙汰していたせいで、 NHK放送<100分で名著「良寛」>の放映の 一回目をつい、見逃してしまった。 残りの3回はちゃんと録画したのだが、 回を追って視聴する程に 改めて良寛さんへの思いは募り、 ついに迎えた最終回にて紹介された時世の句を 耳にした途端、 ついに堪えきれ...

最近ご無沙汰していたせいで、 NHK放送<100分で名著「良寛」>の放映の 一回目をつい、見逃してしまった。 残りの3回はちゃんと録画したのだが、 回を追って視聴する程に 改めて良寛さんへの思いは募り、 ついに迎えた最終回にて紹介された時世の句を 耳にした途端、 ついに堪えきれず(うぅっ…)と、涙止まらなくなってしまった。 脳内から引っ張り出してきたまま、綴ってみると そろそろこの世ともお別れです。 出来れば何か残して行きたいとは思うのですが、 乞食僧として生きてきた身故、 何も持ってはおりませぬ。 だからせめて、 春は花、夏ほととぎす、秋はもみじ葉を残して行く事に致しましょう…。 充分、充分だよ、良寛さん。 つらい冬が終わり、ようやく暖かな陽が射した気配を察して(こんにちわ。)と出てくる花達。 この辺で「ほーほけきょ」の囀りは聞こえないけど 時々遠くから聞こえる 「かっこう」の呼び声。 爽やかな夏が過ぎてゆくと、秋は思わず足を止めて見入ってしまう程、鮮やかに木々を赤く染めて。 良寛さんも私達と同じ様に美しい季節の移ろいを眺めながら、 実はひと時も留まってはいない時世の渦中にいる事を憂いていたのかも知れないなぁ。 でも、幸い生きている人には巡ってきますから… そう言ってにっこり微笑む良寛さんのお顔を、つい思い浮かべてしまう…。 あ、そうだ。 ところで、第一回目の内容がどうしても見たくて 書店へと出向いたのだが、どうもメーカーさんでも出版元でも在庫切れだそうで、予約注文は出来ない、と断られてしまった。 「どうしても手に入れたい場合は本屋さんを巡って探すしか無いです…。」って、申し訳なさそうに店員さんは言ってくれたが、 これって良寛さんが皆に愛されてる証明だよなぁ~と思うと逆に嬉しくなった♪ 本屋を巡って、いつかテキスト手に入れる、って行為もなんか楽しそうです。(^^♪

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2016/01/13

(2016.01.09読了)(2015.11.27購入) Eテレのテキストです。 良寛さんは、1758年に生まれ、1831年に亡くなりました。いまから2百年ほど前に生きた禅僧です。名主の長男に生まれたけれど、名主は向いていないと出家し、修行して、独立を許されたけど、檀家を持った寺...

(2016.01.09読了)(2015.11.27購入) Eテレのテキストです。 良寛さんは、1758年に生まれ、1831年に亡くなりました。いまから2百年ほど前に生きた禅僧です。名主の長男に生まれたけれど、名主は向いていないと出家し、修行して、独立を許されたけど、檀家を持った寺の住職にはならず、托鉢僧として生きた。 漢詩、和歌、俳句などの作品を多く残したようです。 この本は、良寛さんの作品の鑑賞というよりは、良寛さんの生き方の紹介に重点があるようです。 【目次】 【はじめに】「どん底目線」と「徹底した言語化」 第1回 ありのままの自己を見つめて 第2回 清貧に生きる 第3回 「人」や「自然」と心を通わす 第4回 「老い」と「死」に向き合う ●檀家制度(52頁) 幕府によって檀家制度が作られたのは、島原の乱(1637~38年)の前後のこと。良寛が生きた時代は、それから一世紀以上後のことですから、すでに檀家制度は当たり前のものでした。 ●感謝(93頁) みなさんは寺や神社に参拝して「願いがかないますように」と手をあわせることが多いと思いますが、本来ならば、「今まで無病息災で生きてこられたことを感謝します」という気持ちで手をあわせるべきなのです。 ☆関連図書(既読) 「良寛 旅と人生」良寛著・松本市壽編、角川ソフィア文庫、2009.04.25 (2016年1月13日・記) 内容紹介(amazon) たくほどは風がもてくる落葉かな 江戸時代後期の僧侶・良寛といえば、「子どもたちと手鞠をついて遊ぶお坊さん」というイメージが広く流布している。しかし、その思想や、良寛が残した和歌や漢詩の名作についてはほとんど知られていない。良寛の清貧の生涯を振り返り、その作品から現代社会を生きるためのヒントを探る。

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