一生モノの超・自己啓発 京大・鎌田流「想定外」を生きる の商品レビュー
自己啓発本はあれをやれ、これをやれと前向きなものが多かったが、今あるものを使って柔軟に選択してみましょうと言う新しい本。自己啓発というより、精神論に近いと思った。向上し続けているのに立ち止まってしまった人への本。
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ゆるい計画主義=目標は持つが固執しない。想定外のことが起きることを前提に考える。=計画された偶発性=なんでも恐れずにやってみること。 変えられるのは自分だけ=ない袖は振らない、ではなく無い袖は考えない。人のことは考えない。 理想から引き算しない ポジティブにあきらめる=いい意味で開き直って、今持てるものを活かして新たに目標を持つ 負の感情は利用しても、不幸そのものは武器にしない。 夢は持とうとするものではなく、出会うもの。出会うためには行動する。
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火山学、地球科学を専門とする鎌田浩毅氏の本。 従来の所謂ビジネス書に対して疑問を投げかけつつ、想定外のことが起きることを前提にした「ゆるい計画主義」や、未来を計画的にコントロールするのでなく、かといってなすがままに身を委ねるだけでもない、偶発的な出来事を生かしていく「計画された...
火山学、地球科学を専門とする鎌田浩毅氏の本。 従来の所謂ビジネス書に対して疑問を投げかけつつ、想定外のことが起きることを前提にした「ゆるい計画主義」や、未来を計画的にコントロールするのでなく、かといってなすがままに身を委ねるだけでもない、偶発的な出来事を生かしていく「計画された偶発性」を提唱しているのは、ビジネス書を多読し、自身が御嶽山の噴火を予想できなかったことなどの経験を基にしているだけに説得力はある。 だからといって、ビジネス書自身を真っ向から否定しているのでもなく、火山学が意味のないことではないとも言っている。 恐らく講義として話を聞いた方が面白そうな内容と思われた。
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学生時代からビジネス書を大量に読んできた著者だからこそ書けるビジネス書との付き合い方。 「計画された偶発性」はなるほどと思います。 面白かったです。
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