5分で読める！ひと駅ストーリー 旅の話 の商品レビュー

『このミステリーがすごい！』編集部(編者)

2022/10/22

『5分で読める！ひと駅ストーリー旅の話』
「このミステリーがすごい！」編集部/宝島社
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有沢真由さんの「雪色の恋」で涙した。短い話の中で伏線の回収もよくて、ただどうしようもない切なさがある。

2019/07/29

この本の魅力は約5分というちょっとした時間に1作が読めて著者は大賞を取った人などどこかで聞いたことがあるかもと1人は知っているという人も多いと思います。
1冊の本で感動したり笑ったりそんな風に心が動かされる本になっています。

請求記号:913.68/Ko78

2017/12/04

１作５分で読める！ショートショート。
そう言いながら、家事もほったらかしで、読んでしまった。
３９人の作者たちが、短い文章で、伝えたいものとは、、、。
昔ばなしのわらしべ長者、童話の北風と太陽、未来への仮想空間、パンドラの箱のような閉ざされたカーテン、
認知症のファインダウト、ブラックユーモア―的な船旅、ミステリーっぽい愛国発、地獄行き切符、、、、、

どれも、アッという間に終わるのだが、、、癖になりそうなぐらい、本から手が離せずに読み終えてしまった。

2017/01/08

ショートショート再び

　少し飽きてきたけど、軽いタッチのショートショート集。39話390ページだから、1話平均10ページかな。なかなかに楽しいから通勤電車というよりも出張移動時によいかな。

2016/03/03

「旅」をテーマにした短いお話が沢山載っています（5分で読める！なので、本当に短い）。
怖かったり、じーんとしたり、考えさせられたり。色々なお話があったけど、この本で一番気に入ったのは『わらしべ長者スピンオフ』でした。軽い感じの書き方も良くて、くすくす笑ってしまいましたよ(*^ｍ^)

このシリーズでは色んな作家さんの作品が読めるので、好みの作家さんを見つけるのにいいかもしれませんね。

2016/02/09

・人の人生なんて、杉から見たら往来に過ぎない。

・墓場で一番の金持ちになっても意味はないよ。それよりも、夜、眠りに着くときに、自分は素晴らしいことをしたと思えるか。そばにいてくれる人がいるか。人生を見極めるというのは、そういうことなんじゃないんだろうか。
（P33）

・人にはそれぞれ生きるスピードっていうのが決まっているんじゃないかって。鈍行列車が急行の真似をしたところで、人生のどこかで帳尻が合わされるような気がするんだ。結局は自分のスピードに落ち着いちゃうんだ。でも一度それに気づくと心地いいんだよな。心が楽になって、いろいろ見えてくるというかさ（P34）

・ハイウェイっていう言葉には＂近道＂っていう意味もある。でも、回り道をした時にだけ見られる景色というものが、きっとあると思うんだ。

・毎日をかけがいのないものだと実感しながら、積み重ねていくということ。当たり前のことほど、愛おしく感じるよ。

・人はみんな完璧じゃない、不完全でいいんだ。