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魔法少女まどか☆マギカ 魔獣編(1) の商品レビュー

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2017/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「劇場版[前後編]と[新編]を繋ぐ新たなストーリー」という触れ込み。 『叛逆の物語』に至るまでにほむらに何があったのかについての考察を、漫画という形式で描いたもの、という感じです。 種明かしが全てキャラクターの長台詞で済まされてしまうので、正直、漫画で読む意味があまり感じられません。 でも、考察ものとしては読みごたえがありましたし、納得できました。 というのも、『叛逆の物語』を観たとき、ほむらが魔女になっていてびっくりしたんですよ。 だって、魔女になったということは、ほむらが絶望してしまったということですから。ほむらは、まどかの守ろうとしたこの世界を守るために、強く生きていったんじゃなかったのか……と。 本作品を読んで、そんな強い決意を抱いていたはずのほむらがなぜ絶望に至るのか、彼女の苦しみや悲しみを丹念に追うことができました。 たったひとりの友だちと永遠の別れが、寂しくて寂しくて仕方がない。 なのに、誰もその寂しさを分かち合って慰めてはくれない。 わたしだけはまどかの献身を忘れてはいけない。 なのに、この世界に馴染もうとすればするほど、まどかのことを忘れてしまいそうになる――。 グリーフケアもなにもあったもんじゃない。 そりゃ絶望しますよね……。 第2巻・第6話で魔獣マドカがほむらの傷をどんどん抉っていくのは読んでいて本当に辛かったです。 あ、あと、バトルシーンはすごく面白かったです! 特に、マミのマスケット銃を使ってほむらが闘うシーンは一度見てみたかったので、第2巻・第5話は胸熱でした。 「ところで射撃にご興味は?」 「得意中の得意よ」 ……うおおおおおおお!

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2016/04/29

雑誌"まんがタイムきらら☆マギカ"で連載されているハノカゲの"魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編]"の第1巻です。アニメ最終話で描かれていたまどかによって改変された世界で魔獣と戦う魔法少女達を描いた作品。劇場版[後編]~[新編]をつなぐ物語とし...

雑誌"まんがタイムきらら☆マギカ"で連載されているハノカゲの"魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編]"の第1巻です。アニメ最終話で描かれていたまどかによって改変された世界で魔獣と戦う魔法少女達を描いた作品。劇場版[後編]~[新編]をつなぐ物語として、まどマギのスピンオフ作品は数多く出ていますが、これが正当な後継かな。まだ始まったばかりなので、これからの展開に期待です。それにしても、さやかの扱いは世界が改変されても変わらないのですね。どんだけ業が深いのか。

Posted byブクログ

2016/01/04

テレビシリーズと叛逆の物語の間のストーリー。 魔獣がいろいろ出てくる。 さやかが円環の理に導かれるまでとその後が少し描かれてる。 先が気になる!

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2015/12/17

同著者による「魔法少女まどか☆マギカ」コミカライズシリーズ第四弾です。 今回の「魔獣編」は テレビシリーズと劇場版を繋ぐ位置づけとなっており コミカライズ第二弾「The different story」のような、 完全新規のオリジナルストーリーとなっています。 第一巻は、テ...

同著者による「魔法少女まどか☆マギカ」コミカライズシリーズ第四弾です。 今回の「魔獣編」は テレビシリーズと劇場版を繋ぐ位置づけとなっており コミカライズ第二弾「The different story」のような、 完全新規のオリジナルストーリーとなっています。 第一巻は、テレビシリーズ中盤の核であるさやかの問題を、 改変後の世界でもう一度描いています。 それによって、魔法少女を取り巻く環境が改善されても 「戦いは続くこと」 「個人の抱える問題は変わらないこと」 を強調しており、主張の違いにより悲劇が繰り返される様に胸が苦しくなります。 あえて似た内容をやり直すことで 新鮮味に欠ける部分はあります。 しかし、テレビシリーズでは 「まどか・さやか・仁美」の関係を描いた箇所が 「杏子・さやか・仁美」の関係に変わることにより 看過できない暴言を吐くことはあれど、 正面から対等に意見を言い合える杏子と 穏やかで上品に接しつつも 結果的にさやかの意見を封じる仁美は、 さやかにとって、どちらが良い友達と言えるのか……。 という視点で読むことができ、 新たな発見も多いと感じました。 これまでコミカライズを楽しんできた作品ファン、特に さやかと杏子のファンにとっては、読み応えのあるものだと思います。 第二巻から未知の展開が起きるようですので、 続きを楽しみに待ちたいと思います。

Posted byブクログ