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95 の商品レビュー

3.7

27件のお客様レビュー

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2024/05/07

東京リベンジャーズ的な、不良チームが活躍する青春小説。 1995年の時代感は、当時を経験している自分としては懐かしさを感じました。 実写ドラマになるそうなので、人気の俳優が出演したらヒットしそうな内容。 不良物は嫌いではないのですが、主人公が普通の子供なのに不良チームにすんなり...

東京リベンジャーズ的な、不良チームが活躍する青春小説。 1995年の時代感は、当時を経験している自分としては懐かしさを感じました。 実写ドラマになるそうなので、人気の俳優が出演したらヒットしそうな内容。 不良物は嫌いではないのですが、主人公が普通の子供なのに不良チームにすんなり入り、リーダー的な存在になるという点にちょっと無理を感じてしまいます。 主人公の仲間達はかっこいいと思ったのですが、上記の点が気になって主人公にはいまひとつ感情移入しにくかったです。

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2024/03/10

2024年4月から髙橋海人主演でテレ東系で連ドラ化されると云うので読んでみる。いや、なんちゅう話やなと思いながら、見てるドラマの話が懐かしかった。で、ムチャクチャな話やし、こんなドラマ見る訳ないやろと思いながら、ちょっと考えてる私がいる。結構若手の知られてるメンバーが勢揃いしてる...

2024年4月から髙橋海人主演でテレ東系で連ドラ化されると云うので読んでみる。いや、なんちゅう話やなと思いながら、見てるドラマの話が懐かしかった。で、ムチャクチャな話やし、こんなドラマ見る訳ないやろと思いながら、ちょっと考えてる私がいる。結構若手の知られてるメンバーが勢揃いしてるんだよなあ~

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2022/08/11

若くて、ダサイ大人になりたくないと意気がっていた時代の、仲間との思い出を当時の女友達の娘から、インタビューを受けて想起していく。 友人も政治家の子、金持ちの子、畳屋の子、サラリーマンといろいろ。金がなくて、援助交際といろいろあった時代だったな。

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2022/07/18

『店長がバカすぎて』から興味をもった早見和真。95年の日本の若者文化や社会状況を背景にした青春物語に、どこかしら懐かしさを感じながら、一日で一気読み! やっぱり文章が上手い。澱みなくスラスラ読めるんだけど、どことなく既視感のある展開。ジャンプマンガみたいなヤンキー抗争を、オッサ...

『店長がバカすぎて』から興味をもった早見和真。95年の日本の若者文化や社会状況を背景にした青春物語に、どこかしら懐かしさを感じながら、一日で一気読み! やっぱり文章が上手い。澱みなくスラスラ読めるんだけど、どことなく既視感のある展開。ジャンプマンガみたいなヤンキー抗争を、オッサンになった主人公が振り返る枠組み。最後に奇跡を生み出すけれど、その後の展開も気になる。 映像化したら面白いのになあ。

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2021/01/11

早見和真さんを読むのは2作目。 緊急事態宣言が出て、天気も悪くて寒い、鬱々した3連休に楽しく気分転換できる1冊でした。 1995年の渋谷の街と高校生の雰囲気が描かれているので、そこも楽しめる。 リズム感がよくて、すいすい読み進んでしまう小説でした。

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2019/05/22

1995年にブイブイ言わせていた渋谷の若者が20年後の2015年にまた集まる話です。簡単すぎる要約ですが至極正確です。。 少年マンガばりの都合のいいアクションシーンに若干の失笑が漏れるも大枠としては嫌いではないです。。 冴えない少年が、イケている集団から抜擢されて5人目のメンバー...

1995年にブイブイ言わせていた渋谷の若者が20年後の2015年にまた集まる話です。簡単すぎる要約ですが至極正確です。。 少年マンガばりの都合のいいアクションシーンに若干の失笑が漏れるも大枠としては嫌いではないです。。 冴えない少年が、イケている集団から抜擢されて5人目のメンバーに選ばれ、次第に覚醒していく事によって事件に巻き込まれていく。そしてその20年後には仲間たちと没交渉のまま37才の大人になって、昔を懐かしみながらも充実した私生活を送っている主人公秋久。20年前は世界のすべてと感じていたはずの、仲間たちとの関係の終焉はどのようなものであったのかという話です。 2015年の述懐が無ければ少年チャンピオンのヤンキーマンガのようなものですが、20年後に守るべきものを持った彼らの姿にはとても共感出来ます。 1995年は今現在からすると24年前、そろそろ四半世紀になりそうです。1995年なんてついこの間な気がしますが、1995年当時からしたら1971年と同じ事なんですよね。 そう考えると今の若い子と話し合わなくても当たり前ですね。これはいつの時代も同じことであります。

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2019/02/07

2015年に37歳となった主人公が、母校の女子高生からのコンタクトをきっかけに、17歳だった1995年を振り返りつつ、2015年においても新たな展開があり、という内容。 1995年という時代感がよく出ており、友達との関係性など、共感できる部分も少なくなかった。ただ、「普通」の高校...

2015年に37歳となった主人公が、母校の女子高生からのコンタクトをきっかけに、17歳だった1995年を振り返りつつ、2015年においても新たな展開があり、という内容。 1995年という時代感がよく出ており、友達との関係性など、共感できる部分も少なくなかった。ただ、「普通」の高校生だった主人公の変貌ぶりや、渋谷での大立ち回りなど、正直、自分とは違う世界の話という感も強くて、十分には物語の世界に入り込めなかった。

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2018/07/27

95年頃の懐かしい話だけでなく、よくできた展開だと感じた。イノセントデイズも良かったが、この作品もすごく気に入ってしまった。

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2018/02/15

フリッパーズやピチカートがMTVを賑わし出した頃、僕らは渋谷の街を離れた。BEAMSやDEPTが定番となりプロペラやトラコンは無くなった。MA-1やラルフのシャツはタンスの肥やしとなり501のXXは金欠で売った。それでもエンジニアとブーツカットは履き続けた。夜な夜な僕らはゲーセン...

フリッパーズやピチカートがMTVを賑わし出した頃、僕らは渋谷の街を離れた。BEAMSやDEPTが定番となりプロペラやトラコンは無くなった。MA-1やラルフのシャツはタンスの肥やしとなり501のXXは金欠で売った。それでもエンジニアとブーツカットは履き続けた。夜な夜な僕らはゲーセンに集いストⅡに興じた。心はいつでも昇龍拳だった。そして、ただただ碧かった。「あの頃」があって「今」がある。それなりに渋谷を楽しんでいたあの頃が懐かしい。久しぶりに散歩にでも行こうかな。

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2017/09/17

2017年24冊目。 1995年、渋谷を疾走する少年たち。 カッコ悪い大人になりたくないとうそぶく少年たち。 カッコ悪い大人とは? 昔はよかったと懐かしむ大人のこと。 1995年とその20年後を交互に織り混ぜながら物語は進む。 タグ・ホイヤー、オメガ、ロレックスの腕時計、ラ...

2017年24冊目。 1995年、渋谷を疾走する少年たち。 カッコ悪い大人になりたくないとうそぶく少年たち。 カッコ悪い大人とは? 昔はよかったと懐かしむ大人のこと。 1995年とその20年後を交互に織り混ぜながら物語は進む。 タグ・ホイヤー、オメガ、ロレックスの腕時計、ラルフのベスト、胸元のシルバーはクロムハーツ、ヴィトンのバッグなどを身につけるリッチな少年たち。 こうやってブランド名を羅列するとかえってかっこよくないけれども、この人たち、知的、「非暴力」(マハトマ・ガンジー)、「昨日の世界」(ツヴァイク)を読んでいたりして、かっこいい。 ところで、p.75の江戸川学園は江戸橋学園の誤植? こういうの、目についてしまうのだわ……

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