たぶんねこ の商品レビュー
病弱な若旦那と、彼を守る妖怪たちのシリーズ12弾。 短編連作。 今回は、働いたことがない若旦那を含めた、大店の跡取り息子たちが盛り場での稼ぎを競うことになったり、お見合い騒動が起きたり、仁吉が記憶喪失になったりする。 相変わらずのドタバタ妖怪騒動が面白い。
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若旦那、立派になってきた。病弱なのは仕方ないが、頭が切れて責任感がある。 稼ぎ較べ、お見合い同行、幽霊を助け…あの人ざ記憶喪失に。 ねねこ河童もまた登場。
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商家の跡取り3人のあきんど能力を見定めるー跡取り三人 こじれた三つの見合い話はまとまるか?ーこいさがし 幼馴染栄吉の奉公先の困った新入りたちーくたびれ砂糖 記憶を失った男はーみどりのたま ゆうれいの仕事探しーたぶんねこ どれもほほえましく若旦那は相変わらず虚弱だが優しく賢く兄やた...
商家の跡取り3人のあきんど能力を見定めるー跡取り三人 こじれた三つの見合い話はまとまるか?ーこいさがし 幼馴染栄吉の奉公先の困った新入りたちーくたびれ砂糖 記憶を失った男はーみどりのたま ゆうれいの仕事探しーたぶんねこ どれもほほえましく若旦那は相変わらず虚弱だが優しく賢く兄やたちは過保護で妖たちは無邪気。 すてきなあやかしワールドでほっこりできますね。 疲れた時に最適な一冊。
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目次のような前フリから始まる第12作目。 若旦那が仕事をやってみたり、 栄吉がお店の若い者の面倒見る立場になったりと、 物語の中でも微妙に時間が経過しているのを感じる巻。 妖だけでなく幽霊も登場。 準レギュラーになれるかどうか。
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江戸時代を舞台に、妖(あやかし)たちが活躍するファンタジー小説、『しゃばけ』シリーズ。 そのシリーズが始まってから、はや15年。 発行部数は700万部を超えたということで、大きな存在になっているのだなあと、改めて感じました。 その第12弾が文庫化されていたので、読んでみました。...
江戸時代を舞台に、妖(あやかし)たちが活躍するファンタジー小説、『しゃばけ』シリーズ。 そのシリーズが始まってから、はや15年。 発行部数は700万部を超えたということで、大きな存在になっているのだなあと、改めて感じました。 その第12弾が文庫化されていたので、読んでみました。 主人公は江戸の廻船問屋兼薬種問屋「長崎屋」の、若だんな。 祖母が大妖である若だんなのまわりには、妖たちがたくさん、集まっています。 そして若だんなにはなぜか、困り事やトラブルも、集まってしまいます。 体が弱い若だんなは、お守役の兄いや(の姿をした妖)たちに、「面倒に巻き込まれないように注意して、体をしっかり休めるように」と注意されます。 しかし「やめろ」と言われたことが起こるのが、物語の世界。 生まれた時からお金に困らない生活を続けてきた若だんなが、一文無しの状態で、自らの才覚だけでお金を稼がなければならなくなったりと、今回も大小さまざまな騒動がふりかかります。 エピソードの楽しさと謎解きの展開に、またまた魅了されてしまいました。 年一作のペースで文庫版が発表されている、『しゃばけ』シリーズ。 自分の中ではすっかり、このシリーズを読むことが”年中行事”になっています。 この後の作品も発表されているようなので、来年の文庫化も、楽しみに待ちたいと思います。 『ひなこまち しゃばけシリーズ11』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461317 .
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2016/5/12 安定の。 仁吉の記憶喪失は新鮮でよかったな。 佐助は仁吉にあんな風に思ってるんだ。とか。 ムカつく新入りの話はそれはそれはムカついた。 月丸さんはま今後も出てくるかな。 楽しみ。
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若だんなが仕事を探して職に就くことに?! 久々に登場した若だんなの親友、栄吉に後輩ができて、、 仁吉が記憶喪失に? うーん。面白くてとまらない。
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相変わらず、ホッコリ。 こんなトラブルなら巻き込まれてもいいかな?と思ってしまう。しかも、あんな妖たちに囲まれて暮らしてみたい。
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”えどさがし”が面白かったので、 また 畠中氏の本を買った。 またまた 面白かった。 しゃばけシリーズも十二弾だそうです。 何故か面白い。
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今回も楽しく読んだのだけど、安定した展開が良いのか、毎度斬新な展開が良いのか。新刊を読むたびに、すこーしずつ引っかかる物足りなさに頭を抱えてます。が、今回で長編時のような新しい刺激やミステリー感がある内容がもっと読みたい気が個人的にはしてきました。 五つの短編の中では、病弱でも一...
今回も楽しく読んだのだけど、安定した展開が良いのか、毎度斬新な展開が良いのか。新刊を読むたびに、すこーしずつ引っかかる物足りなさに頭を抱えてます。が、今回で長編時のような新しい刺激やミステリー感がある内容がもっと読みたい気が個人的にはしてきました。 五つの短編の中では、病弱でも一生懸命働こう、みんなの役に立とうと頑張る若だんなの姿が見える「跡取り三人」と栄吉との友情が見える「くたびれ砂糖」が良かったです。他3編のいつも通りの中のどこか若だんなの抱える不安や悩みを滲み出したかのような展開に、ほっこりしつつも切ない気持ちがちょっと残りました。
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