ボケた家族の愛しかた コミックエッセイ の商品レビュー

丸尾多重子(著者),長尾和宏,北川なつ

2024/07/17

とても良い本。優しい絵柄の漫画で読みやすい。まるちゃんの、介護者への温かい心が胸にしみる。大阪のオバチャン的な懐の深さと強さ。
この本を読むことで当事者に対する理解も深まる。
医師のコラムも参考になる。机上の知識だけでなく、多くの経験から書かれた本。

2021/11/08

自分がボケて色々思ってから、ボケた誰かと生活したら接し方が違うかもしれない。
でも大抵は、順番が逆。この本は、幾つかの事を教えてくれます。
自分もボケた家族も軽くなります。

2021/02/18

読後は、
亡くなった祖母のことを思い出し
もっと〜〜〜してあげればよかったと
と後悔する気持ちが生まれたけれど
まだ元気な施設にいる祖父に心地よい介護を
提供したいと振り返るきっかけになった。

〜〜しなきゃって思いがちだけど
〜〜でもいいという思考回路に少し近づけた。

2019/03/25

4コマ漫画で泣けてくる。ボケた家族が身近にいなくても、自分の親が同じ様になったら…と決して人ごとではない。集い場のまるちゃんの優しい言葉にジーンとくる。コラムで医療、介護に必要な豆知識も書いてある。制度はどんどん変わっていくから、まずは役所に尋ねてみよう。話を聞いてくれる介護士さんを見つけよう。まるちゃんの集い場が西宮市にある事も驚いた。

2019/05/18

2019/03/08読了

ぼけてしまうのは、誰のせいでもない
でも、周りは頑張ったり、意図するように動けなかったり
本人も家族も苦しくなって、辛くなってしまう。
そんないろんなケースがあるけど、いかに苦しみを理解するか
相談できる環境や病院があるのか
に、たどりついてから
ボケ・・・認知症と付き合っていくのだと思う。
この本にはあらゆる病状が漫画でのっているので
把握しやすいし、いざ、その時が来た時の薬になるのでは。
イラストもとてもやさしいし

ということで、良い本です。覚えておきましょう。

2016/01/30

いろんな形の介護をコミック仕立てにしてわかりやすく解説。基本的に自分の生活を大切にしながら介護することの重要性を強調している。