伊藤若沖作品集 の商品レビュー

太田彩

2023/12/18

　迷ったあげくに方本だから，☆5に決まっている。
　若冲の絵は，京都のお寺さんでも観たし，錦市場にも行って，若冲の絵のシャッター街も観てきた。昔から，とても気になる作家さんだ。
　特に動物画の繊細さが際立っていて，何じゃあこりゃあと思わせてくれる。その一方で，大胆な墨絵などもあって，これもまた趣があって好き。以前，BSの番組だったかで，「若冲は絹の裏側にも彩色していた」ということを知って，なんという作家がいたのだとビックリしたことも覚えている。
　今秋，いしかわ百万石文化祭の一環として，県都金沢の石川県立美術館で開催された「皇居三の丸尚蔵館収蔵品展　皇室と石川ー麗しき美の煌めき」を鑑賞した。そこには，若冲の「動植綵絵」のうち4幅が展示されていて，その迫力に圧倒されたのである。
　というわけで，美術館の売店に並んでいて，本書を買ってしまったというわけ。ついでに，小さな風呂敷みたいなものも買ってしまった。
　本作品集の本文も隅々読んでしまった。図鑑や作品集の文章をいちいち読むことはあまりないので，自分でもビックリ。

2023/12/11

鶏はもちろん、奇想天外な動物たちがたくさん収められた伊伊藤若冲の奇作集！

生命力あふれる若冲ワールドをご堪能あれ！
アニメーション学科4年

2018/12/28

2016年の若冲展混雑で行けなかったなぁと思い。
美しいですね。
特に表紙の老松鳳凰図、ハートといい、色使いといい、現代人の心を鷲掴みにする不思議さ。

2016/11/29

若冲いいなー！好きだー！美しさのなかに軽さみたいなものがあって、それはかわいさと言ってもいいかもしれないけど、そういうところ好き！でも作品集としてみた場合には作品ひとつひとつの解説は巻末にまとまっているほうが好きかなぁ。丁寧ではあるけど。