ひのきとひなげし の商品レビュー

宮沢賢治(著者),出久根育

2024/01/21

スターに憧れ、誰かをうらやんでばかりいるひなげしたち。美しくなろうとするあまり悪魔にだまされかける。彼女たちをまもろうとする若いひのきがうわべの美しさではない意味と大切さを教えるが。
この世の星が花なのに。ひなげしには見えてない。見えていないものがたくさんある。見ようと思えば見れるのに。

2023/10/25

ひなげしどもはひのきをばかにしてる。

植物と自然と悪魔のおはなし。
夜空やひなげしや絵もとびはねているようです。

2023/08/19

今まで知らずにいた宮沢賢治の作品でした。

あめなる花をほしと云い
この世の星を花という

このページの文章がとても印象に残りました。
スター、星、ほし、といろいろ描いているところが味があるなぁと感じました。
何度か読みましたが、読むたびごとに新しい発見のあるお話です。

2022/04/12

ちょっと、せつなくなるお話でした。
出久根さんの絵が、とてもよかったです。
MIKI HOUSEの賢治さんのシリーズは、画家さんの絵がそれぞれに味わい深くて、とても楽しみにしています。

本作とは関係無いですが、庭に雑草としてナガミヒナゲシが咲いています。毒性があるのですって。そのヒナゲシのことを思いました。草むしりしなくっちゃ。

2016/06/14

出久根育さんの絵が見たくて手に取った
期待通り
このお話知らなかったな
切ないな
手鏡に映る顔
ラストがねえ……

≪　なりたいの　この世の星が　花なのに　≫