赤めだか の商品レビュー
・買った経緯 夏フェスで談春の落語をみて惚れた ・買った理由 立川流に擬似弟子入りしたかったから ・のこってる感想 この本が好きな僕を好きなってもらいたい
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お前に嫉妬とは何かを教えてやる。 己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。
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好きなアーティストとの対談でそれまでは名前しか知らなかった立川談春と言う人に興味を持ち、先ずはと思い読んでみた。 噺家のプロだからと言ってしまえばそれまでだが、文章にしても頁を捲る手が止まらない感じで惹き込まれた。 師匠である立川談志という人も、テレビで見かけるバンダナを巻いた気...
好きなアーティストとの対談でそれまでは名前しか知らなかった立川談春と言う人に興味を持ち、先ずはと思い読んでみた。 噺家のプロだからと言ってしまえばそれまでだが、文章にしても頁を捲る手が止まらない感じで惹き込まれた。 師匠である立川談志という人も、テレビで見かけるバンダナを巻いた気難しいおじさんとしてしか知らなかった事を今更ながら悔やむ。 今度は是非生の寄席に行きたい。
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立川談春さんの入門から真打ち昇進までの話。いやー落語家にだけはならないと心に誓いましたw 50個も噺覚えられないでしょ。みんな頭良いんだなあと感心します。子ども向けの見に行ったことありますけど、また爆笑しに行きたいですね。 あとこの本は、師匠と弟子の関係から学ぶコーチングの本で...
立川談春さんの入門から真打ち昇進までの話。いやー落語家にだけはならないと心に誓いましたw 50個も噺覚えられないでしょ。みんな頭良いんだなあと感心します。子ども向けの見に行ったことありますけど、また爆笑しに行きたいですね。 あとこの本は、師匠と弟子の関係から学ぶコーチングの本でもあります。 >後年 、酔った談志は云った 。 「あのなあ 、師匠なんてものは 、誉めてやるぐらいしか弟子にしてやれることはないのかもしれん 、と思うことがあるんだ 」この言葉にどれほど深い意味があるのか今の僕にはわからないのだが 、そうかもしれないと思い当たる節はある 。 >型ができてない者が芝居をすると型なしになる 。メチャクチャだ 。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる 。 笑いあり、学びありで、最高の一冊でした。ドラマ化もされてるんですね。
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立川談志さんのお弟子の立川談春さんのおはなし 談志さんとの師弟関係、 談志さんもまたお弟子だったのだ 世の中理不尽なことおおいけど、そんな中でも談春さんは心広くやってこられたのだというところに目がいった 笑うところが多くて、さすが噺家さんの本 面白い
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最後に集約される。師弟の愛情の物語。 昨年末のドラマを見て、手に取ってみたが、とてもよかった。 原作と映像、どちらもgood。
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ほとんど知らない、実はよくわからない。 立川談春という落語家は素晴らしい エンターテイナーなのだろう。 師匠を越えるということは、弟子の成長は、 師匠を喜ばせること。なにかひとつ、 どこでもいいから、ひとつだけでも。
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ジーンと泣いちゃった。 談春さんの青春物語から。 お家元談志の生きざま…関係。 志らくさん、との、友情で、いーかな⁉︎ 大きくならない金魚を赤めだかと、呼んで。 談志カレーも面白かった。 〜シチューの残りだ。これからカレーにする。〜 ラッキョと柴漬。チーズケーキ⁉︎ 納豆のタレ、黒豆、トウバンジャンにオイスターソース… 競艇選手を目指し競艇場に通い⁉︎ ヒゲを描いていた少年が。 談志の芝浜を。 談志の言葉は沁みます。 包丁。聴きたい‼︎ あと、芝浜。文七元結。富久。紺屋高尾。 そして、除夜の雪。
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興味はあってもハードルが高く中々手が出せない落語。勿論そんな人間でも"立川談志"の名前は存じている。但し、伝聞する"破天荒なおじさん"以上の情報を持ち得なかったことも事実。そのお弟子さんで現在"最もチケットが取れない落語家&quo...
興味はあってもハードルが高く中々手が出せない落語。勿論そんな人間でも"立川談志"の名前は存じている。但し、伝聞する"破天荒なおじさん"以上の情報を持ち得なかったことも事実。そのお弟子さんで現在"最もチケットが取れない落語家"の名をほしいままにする殿む…立川談春が綴るその人物像は確かに破天荒。だがそれ以上に落語と弟子を愛する非常に人間味の溢れる人だった。談春さんの弟子入り~真打昇進までの道のりを愉快に、時に人情噺よろしくホロリと綴るエッセイ。当然脚色もあるだろうが、非常に読ませる文章で最後まで楽しく読めた。
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さすが落語家、読ませる文章を書かれる。スラスラ読めたし、いつ続きから読み始めても、すぐにその世界に入り込める。著者である談春氏も素晴らしいが、粋な談志師匠(いえもと)にも惚れてしまった。立川談志師匠の凄さは、相手の進歩に合わせながら教えるところ。この一点に尽きる。本書を読み進めるにつれ、談春氏の周りにいる方々の優しさ、粋な言葉やかっこいい世界に涙し、そう思えばほんの数行先では声を出して笑ってしまうという、終始談春氏のペースで楽しませてもらえる良書である、 談志師匠の言葉。「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬というんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬しているほうが楽だからな。現実は事実であり正解だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という。」 談志師匠の無二の親友、毒蝮三太夫師匠の口上でお気に入りの箇所。「ここにいらっしゃる皆様方のお幸せと、いない奴等の不幸を願いまして毒蝮三太夫のご挨拶と致します。」
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