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隣人の死体は、何曜日に捨てればいいですか? の商品レビュー

2.6

12件のお客様レビュー

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2024/03/17

新たな法律が施工された。五人組ー隣近所の5世帯が犯した罪に連帯して処される。そんな中、克明の隣に住む老人が殺された。殺したのは五人組内の男らしく…。 日常が非日常に変わっていく猟奇ミステリー。衝撃のラスト。

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2019/08/19

発想は面白いし途中までの緊迫感も中々。しかし肝心の文章力が伴ってない感じ。 あと、エロ、グロ描写に力入り過ぎじゃない?

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2019/06/14

インパクトのある題名と「謎が事件を呼ぶ猟奇ミステリ」との紹介。グロイのは苦手じゃないのですが、この本の嫌なのはそこじゃなかった。近隣五世帯が犯罪に対して連帯責任を負うという五人組。近隣と言ってもお互いによく知らない者たちで勝手にセットにされたらどうなるか。面白い設定だと思うし一応...

インパクトのある題名と「謎が事件を呼ぶ猟奇ミステリ」との紹介。グロイのは苦手じゃないのですが、この本の嫌なのはそこじゃなかった。近隣五世帯が犯罪に対して連帯責任を負うという五人組。近隣と言ってもお互いによく知らない者たちで勝手にセットにされたらどうなるか。面白い設定だと思うし一応謎もあったりしますがとにかく読んでいて楽しくないです。人がこんなになれるのかと思うと心底気持ち悪い。そもそもイヤミスって好きじゃないから知ってたら手に取ってなかったです。力はある作家さんだと思うので次は別のタイプのミステリを是非。

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2018/02/05

犯罪を抑制するため、政府がとった方針は 5人組、という連帯責任。 そもそも連帯責任にしても、自分さえよければ…なのが 隣人だった場合、どうしようもないのでは? 今回、そんな状態で犯罪を隠したわけですが 口裏合わせてもぼろが出てきそうな状態。 しかも脅してきた人は、違う、とか最終...

犯罪を抑制するため、政府がとった方針は 5人組、という連帯責任。 そもそも連帯責任にしても、自分さえよければ…なのが 隣人だった場合、どうしようもないのでは? 今回、そんな状態で犯罪を隠したわけですが 口裏合わせてもぼろが出てきそうな状態。 しかも脅してきた人は、違う、とか最終言ってますし。 秘密は5家族だけのもの。 誰がどう秘密を漏らすのか、漏らさないのか。 そもそも誰が殺した? という状態ですが 言われてみれば、最初にもう小さい謎が解けていたり。 死体、とはまったく関係ないですが。

Posted byブクログ

2017/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どうしてタイトルに「何曜日に」とあるのだろう?目をひくタイトルだけれど、中身は曜日との関連性がないなあ。

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2017/03/16

隣人同士の人間関係がギリギリのところで保っていたのに、共同責任の一言で見事なまでにぶっ壊れてしまったのが何とも言えないと思ったが、どうやら実際のところはプライドが許せなかったというわがままで起きてしまった出来事だと思うとオチも自業自得だと言わざる得ない。 一番守りたかったものこそ...

隣人同士の人間関係がギリギリのところで保っていたのに、共同責任の一言で見事なまでにぶっ壊れてしまったのが何とも言えないと思ったが、どうやら実際のところはプライドが許せなかったというわがままで起きてしまった出来事だと思うとオチも自業自得だと言わざる得ない。 一番守りたかったものこそ守れなかったのが皮肉だと思う。 それでも実際に成立しそうな法案でぞっとする。 途中からなんかおかしいし、ただのスプラッタになったと思ったら、オチを見て、なるほど納得。 ディストピア小説の設定としては面白かった。

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2017/02/04

凶悪犯罪抑止のために、現代に復活した「五人組」制度。同じ組の中に、例え軽犯罪であっても犯罪者が出れば連帯責任で罰せられることとなる。集合住宅の一区画で構成された主人公の組には、なんと素性のよくわからない犯罪者が。 子供の将来を案じた主人公は犯人の恐喝に乗り、犯罪を隠蔽することで組...

凶悪犯罪抑止のために、現代に復活した「五人組」制度。同じ組の中に、例え軽犯罪であっても犯罪者が出れば連帯責任で罰せられることとなる。集合住宅の一区画で構成された主人公の組には、なんと素性のよくわからない犯罪者が。 子供の将来を案じた主人公は犯人の恐喝に乗り、犯罪を隠蔽することで組の平和を守ろうとするが… 「世にも奇妙な物語」風の、着想地点は多分悪くない。ミステリーとして読むなら、「意外性」はやや少ないし、後半は「やっぱりなー」の連続。 最後の最後の、やるせない、それこそ「世にも奇妙な物語」的なオチを描きたいが故の作品なのにそこに行き着くまでの諸々の構成力と文章力が今ひとつかな、という感じだった…

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2016/09/18

5人組という連帯責任の法制度ができてしまった世界。 隣組の一人暮らしの老人が同じ隣組の人間に殺されてしまう。 犯人の井辻正巳は、あろうことか来栖と如月を恫喝し金を無心する。 家族を守るため、組長の来栖克明は如月孝一郎と協力して、井辻を殺すが、徐々に皆がおかしくなっていく。 疑心暗...

5人組という連帯責任の法制度ができてしまった世界。 隣組の一人暮らしの老人が同じ隣組の人間に殺されてしまう。 犯人の井辻正巳は、あろうことか来栖と如月を恫喝し金を無心する。 家族を守るため、組長の来栖克明は如月孝一郎と協力して、井辻を殺すが、徐々に皆がおかしくなっていく。 疑心暗鬼に陥いっていく様と、いくつかの謎。 犯罪を抑止するための制度がかえって犯罪を隠蔽し助長するという狂気。

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2015/12/08

ブクログ献本企画で当たった猟奇ミステリー、初めての伊原柊人。 (ってか、デビュー作) 近隣世帯で犯罪連帯責任を負う「五人組」制度が施行された日本で、殺人を隠そうと遺体を隠す事に端を発した近隣住人達の疑心暗鬼と葛藤、その顛末を描いています。 着想と前半の展開はいかにもの感じですが、...

ブクログ献本企画で当たった猟奇ミステリー、初めての伊原柊人。 (ってか、デビュー作) 近隣世帯で犯罪連帯責任を負う「五人組」制度が施行された日本で、殺人を隠そうと遺体を隠す事に端を発した近隣住人達の疑心暗鬼と葛藤、その顛末を描いています。 着想と前半の展開はいかにもの感じですが、後半は疾走感を伴って一気読み!結末は、ちょっとだけ予想外でした。 疑心暗鬼に陥って行く主人公の心理描写が今一つ・・・と思ってましたが、そーゆー事か・・・です(^_^;) ただ・・・物語のわりに、全体として軽過ぎる感は否めませんでした。ちょっとだけ残念です。

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2015/12/04

結末の予測はつかなかった。あまり深読みするタイプの本ではない。何故なら全て書かれている。それが少し読後のガッカリ感を増長させた気がしたす。今の私が好き好んで読む本ではもうなかった。

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