螻蛄 の商品レビュー
感想 でこぼこコンビ。二人とも車を買い替えて新たな章の幕開けか? 二宮もしぶとく桑原に分け前を交渉してなんだかんだもいつも結構貰っているw 二宮はいつも心機一転するために放尿する。放尿シーン絶対あるなw あらすじ 二蝶会の桑原は、二宮の菩提寺の寺の坊主から回ってきた約束手...
感想 でこぼこコンビ。二人とも車を買い替えて新たな章の幕開けか? 二宮もしぶとく桑原に分け前を交渉してなんだかんだもいつも結構貰っているw 二宮はいつも心機一転するために放尿する。放尿シーン絶対あるなw あらすじ 二蝶会の桑原は、二宮の菩提寺の寺の坊主から回ってきた約束手形を大金に変えるため、鎌倉時代から宗派に伝わる絵巻を手に入れようとするが、偽物を掴まされる。 二人はなんとか本物の絵巻にたどり着き、すり替えるが、後日、二宮が新宿のヤクザに襲われる。桑原が二人を返り討ちにする。 桑原は女画商の稗田を通じて、東京別院に絵巻を1億円で売りつけようとしたが、相手方は東京の勢羽組が出張ってきて、モメる。 絵巻の奪い合いから、いつのまにか宗派の分裂騒動に巻き込まれる。絵巻を手に入れ、再び金額交渉に乗り出す。偽物を相手に掴ませて、東京で本物を売り捌こうとするが、稗田に裏切られる。
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バブルの頃、とある宗教団体のお仕事をしたことがあるので内情がよくわかって面白かった。もちろんこんな悪人はいませんでしたが分派独立の動きはありましたね。まぁ政治家と同じです。
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「懐海聖人絵伝」を借金のカタに盗んだが、それが偽物だったり、本物を取り返したり、殺されそうになったり、任せていた美人画商に騙されていたり のはなし 大阪、京都で始まり、東京、名古屋までも命をかけて行ったり来たり 口はうまい、けんかも強いヤクザの桑原、カタギの建設コンサルタント二...
「懐海聖人絵伝」を借金のカタに盗んだが、それが偽物だったり、本物を取り返したり、殺されそうになったり、任せていた美人画商に騙されていたり のはなし 大阪、京都で始まり、東京、名古屋までも命をかけて行ったり来たり 口はうまい、けんかも強いヤクザの桑原、カタギの建設コンサルタント二宮が、死にそうになりながらも、なかなか絵巻も現金も手に入れられない 後半は一気に読めた 文庫本で651ページ 長かったけどその分読み応えあり 物語とはいえ、日本の宗教法人って、優遇され過ぎ 本当にありそうで腹立たしい
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信者五百万人を擁する伝法宗慧教寺。その宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた、相性最悪の二人組、自称建設コンサルタントの二宮とイケイケ経済ヤクザの桑原。巨大宗派の蜜に群がる悪党どもは、腐敗刑事、新宿系極道、怪しい画廊の美人経営者。金満坊主から金を分捕るのは...
信者五百万人を擁する伝法宗慧教寺。その宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた、相性最悪の二人組、自称建設コンサルタントの二宮とイケイケ経済ヤクザの桑原。巨大宗派の蜜に群がる悪党どもは、腐敗刑事、新宿系極道、怪しい画廊の美人経営者。金満坊主から金を分捕るのは誰か。
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面白かったーーーーーー。 黒川博行さんの「疫病神シリーズ」の4作目。巻を重ねるごとに面白くなるという稀有なシリーズです。 伝法宗の大寺院が所有する宗宝「懐海聖人絵伝」をめぐるスキャンダル。金の匂いを嗅ぎつけた疫病神こと経済ヤクザの桑原。そして巻き込まれる自称建設コンサルタントの二...
面白かったーーーーーー。 黒川博行さんの「疫病神シリーズ」の4作目。巻を重ねるごとに面白くなるという稀有なシリーズです。 伝法宗の大寺院が所有する宗宝「懐海聖人絵伝」をめぐるスキャンダル。金の匂いを嗅ぎつけた疫病神こと経済ヤクザの桑原。そして巻き込まれる自称建設コンサルタントの二宮。この2人に腐敗刑事、新宿系極道、怪しい画廊の美人経営者が絡み、一大エンターテイメントが展開されます。 いつものように二宮のダメ男っぷりがいいです。 「おれは後悔しても反省はせえへんのや。それで37年間生きてきた」 また桑原と二宮の大阪弁のやり取りも相変わらず魅力的です。 「桑原さん、よっぽど坊さんが嫌いなんですね」 「嫌いや。お前の次にな」 次作はいよいよ直木賞受賞作の「破門」。このコロナ禍でのストレスを少しでも軽減したいなら本シリーズを手に取ることをお勧めします。
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伝統宗教がからむシノギがまたリアル。今回の参考資料に「東本願寺」とあって、アングラマネーありそー、と思ってしまう。
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史上最凶コンビ「疫病神」シリーズ第3弾。 いつもどおりの早いテンポで大阪弁に巻き込まれる。 今回はお寺の政治。 テンポはいいけど少し長いかな。
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黒川博行をはじめて読んでみる。このシリーズはドラマ、映画化もされている。シリーズ第5弾『破門』では第151回、直木賞受賞。本作『螻蛄』はシリーズ第4弾、おなじみヘタレの建設コンサルタントの二宮と、厄病神の桑原がヤクザのシノゴをめぐり大騒動を繰り返す、痛快エンターテーメント色いっぱ...
黒川博行をはじめて読んでみる。このシリーズはドラマ、映画化もされている。シリーズ第5弾『破門』では第151回、直木賞受賞。本作『螻蛄』はシリーズ第4弾、おなじみヘタレの建設コンサルタントの二宮と、厄病神の桑原がヤクザのシノゴをめぐり大騒動を繰り返す、痛快エンターテーメント色いっぱいの小説である。 ある宗教法人が所有する絵巻物3巻をめぐるヤクザのシノギについて、絵画がバブル期には企業の強請、恐喝の材料になっていたとある。最近よんだ、望月諒子著『大絵画展』にはその詳細が記載あり、興味のある方におすすめ
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2017/03/08読了。 疫病神に続く2作目かと、思ったが実は違った。 しかし、このシリーズ途中から読んでも問題なく入っていけるストーリー作りになっている。 本作は、仏教寺を巡るシノギ。 相変わらず綿密な業界情報収集と、ギリギリ(アウトかも)の線の裏社会事情がわかり、長編...
2017/03/08読了。 疫病神に続く2作目かと、思ったが実は違った。 しかし、このシリーズ途中から読んでも問題なく入っていけるストーリー作りになっている。 本作は、仏教寺を巡るシノギ。 相変わらず綿密な業界情報収集と、ギリギリ(アウトかも)の線の裏社会事情がわかり、長編にもかかわらずあっさり読める一作。
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父親をヤクザに持つ建設コンサルタント・二宮の菩提寺の小切手回収事件から宗派のお宝掛軸をめぐるトラブルに発展。金バッチの桑原が金をゆすり取るために二宮を従えて暴れまくる。 美人画商と東京の宗教法人等が絡みに絡んで面白い。
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